生活+歴史の話ー。
今日は6月6日…6(む)・6(む)の日ということで、
ハワイの女性用衣服、「ムームー」についての話を。
風邪で体調が悪いので簡単に。
改めて「ムームー(muumuu)」とは
ハワイで女性の正装(せいそう)とされているゆったりとしたドレスのことらしいです(Wikipedia参考)。
主流派「Tシャツを長くしたような形状の、短い袖(そで)を持つすとんとしたワンピース」とのこと。
なかなか不思議な響きの名前ですが、
日本においては「フラダンス」の衣装として着られるほか、中高年女性の夏の部屋着(へやぎ)や、健康ランド(スーパー銭湯)の女性用館内着として用いられることがあるらしいです。
なので、結構色んな所で着られているようですね。
①かつてハワイの女性は上半身裸で過ごしていた、
②「キャプテン・クック」(クック船長)がハワイ島を発見した後、この地に渡ってきた宣教師(せんきょうし)が裸体(らたい)を隠すために衣服(いふく)を着せた
…って感じらしいです。
ちなみにこの話を読んで、筆者はキリスト教などの『旧約聖書(きゅうやくせいしょ)』の話を思い出しました。
旧約聖書によれば、
「エデンの園」に暮らす最初の人間「アダム」と「イブ」は、ふだん裸で過ごしていたのですが。
知恵(ちえ)を得た後は恥ずかしくなって、自らの裸体を隠すようになった、ということらしいです。
これとムームーの「西洋人が現地の人に服を着せた」という話は、似てる気もして面白いですね。
西洋人の方が文明的には進んでいたと思うので、ある意味では「知恵」をもたらした、みたいな構図にも見えますし。
…まあ、それがいいことかどうかは別ですし、「知恵」と「賢さ」は別かもしれないので、難しいのですが。
※
ちなみにそれぞれの土地の服からは、その土地の気候や文化などがちょっと感じられたりもします。
例えば、その土地の服はそこで過ごしやすいものになっていたりしますし。
なので、服を通じて、色んな土地について考えてみるのも面白そうですね。
またしばらくハワイに行くのは難しいでしょうから、
代わりに「ムームー」を通して、ハワイのことを考えてみるのもいいかもしれません。
まあそんな感じで~。