のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

7/28 生+フラ他:「マッサージ」と「マッサージ」は違いますか? ~「マッサージ」と日本の「あん摩(按摩)」の話~

 生活+フランス語+英語+体育の話ー。


 手で体をなでたり押したりする「マッサージ(massage)」と、
 それと似た方法である、日本の「あん摩/massage」についての話を。


 遅くなってしまったので簡単に。

※以下では「あん摩(按摩)」について紹介する上で、差別に関する話に少し触れていたりもします。


 前置き。
 昨日は体操「あん馬」について書きましたが、
 そこの響き「あん摩(按摩)」や「マッサージ」などの言葉を連想したので、調べてみました。

 まず「マッサージ」は、療法(りょうほう)…体の状態を良くする方法の一つですね。
 手で体をなでたり押したりすることで、筋肉のコリをほぐす感じです。
 英語でも「massage(マッサージ)」という語があるようですが、
 辞典やWikipediaによれば 元々はフランスの療法の「Massage(マサージュ、マサージ)」であるようですね。


 で、日本にも「マッサージ」に似たものは昔からありまして、
 それが「あん摩(あんま)/按摩」と呼ばれる物ですね。
 Wikipediaによれば、こちらも手でなでる、押す、揉む、叩く等の方法を取る療法のようです。


 ただWikipediaによれば、「マッサージ」と「あん摩」は厳密には違うようで。
 例えば「マッサージ」は、肌に触れて施術(せじゅつ)…治療(ちりょう)を行うのに対し、
 「あん摩」は、服の上から施術をするなどの違いがあるようです。
 あとどこから施術を始めるか、という順番も違うようです。


 でも「あん摩」を表す英語を調べてみると、
 こちらも和英辞典によれば「massage(マッサージ)」となっていたりしました。
 また今では諸事情により、「あん摩」的なことをしてても「マッサージ」の看板を出す、という店も多いようです。
 (※昔は視覚障害者の方があん摩の仕事をしていたイメージから、「あん摩」という用語自体が視覚障害者の人を指すようになるなど、色々「差別(さべつ)」にも関わる背景があるようです)


 まとめると「マッサージ」は「あん摩」と厳密には違うかもですが、
 一方で「あん摩」は『マッサージ(massage)』と呼ばれることがある…ということですね。
 なので「『マッサージ』は『マッサージ(あん摩)』と違う!」と言えるかもしれません。
 …なかなかややこしいですが。


 ちなみに世界の色んな国でも、マッサージ的な物はあるようです。
 例えばWikipediaによれば、インドやタイ、ハワイ*1の物などが載っていました。
 日本の「あん摩」のように、多分それぞれの国によって呼び名があるかもですが、
 (日本では)「タイ式マッサージ」など、割と「マッサージ」という言葉で紹介されていることも多い気もします。
 それでも問題は無いかもですが、本来の名前を知ってみるのも面白いかもですね。


 なので、今度あなたが「マッサージ」店の看板などを見ることがあれば。
 (お店の邪魔をしない範囲で)その方法や国に注目しつつ、
 「この『マッサージ』は他の『マッサージ』と違うのかな?」
 なんてことを考えてみても、面白いかもしれませんね。




 まあそんな感じで~。




◆用語集
・マッサージ:
 関連記事:『肌を表す外国語セブン』*2、『首を表す外国語セブン』*3


・あん摩:


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