のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

6/25 生+ゲーム他:「武器(ぶき)」も「美食(びしょく)」も「腹(はら)」が大事? ~「ガストラフェテス」と「ガストロノミー」の話~

 生活+ゲーム+英語+ギリシャ語+フランス語の話ー。


 お腹でセットしたという武器「ガストラフェテス(gastraphetes)」と、
 美食学(びしょくがく)とも呼ばれる「ガストロノミー(gastronomy)」についての話です。



 前置き。
 ちょっと『武器事典』という本で「ガストラフェテス」という武器を目にしまして。
 で、似た単語で「ガストロノミー」というものがあったような?と思ったので、調べてみました。


 まず「ガストラフェテス(ギリシャ語:γαστραφέτης、英語:gastraphetes)」とは武器(ぶき)の「クロスボウ*1の一種ですね。
 (ちなみに「クロスボウ(crossbow)」というのは「ばね」などの力で矢(や)などを発射する弓(ゆみ)のことです。「ボーガン(bowgun)」と呼ばれたりもします)
 Wikipediaによればガストラフェテスは、紀元前4世紀頃に古代ギリシア人が使用したクロスボウの一種らしいです。
 紀元前と言うと今から2000年以上前なのですが、強そうな武器ですね。


 で、事典やWikipediaによると、ガストラフェテスは腹部(ふくぶ)…つまり「お腹(おなか)」・「腹(はら)」で体重をかけて固定(こてい)して、背筋(はいきん)を使って弦(げん)を引く方式だったそうで。
 そこから「腹当て機」(はらあてき)と呼ばれたりするらしいです。


 なんでわざわざお腹で押すのか?と言うと、矢を撃ち出すための「ばね」が固かったりするからですね。
 クロスボウは、ばねが固いほど強力な射撃ができたりするのですが、その分だけ弦を発射位置にセットしづらくなったりします。
 (強力なゴムひもを引っ張るのは大変、みたいな感じですね)
 なので強いクロスボウの弦を引くには、体重をかけたり専用の道具を使ったりもしていたようです。で、ガストラフェテスの場合はお腹に押し当てたということですね。


 そして一方の「ガストロノミー(フランス語:gastronomie、英語:gastronomy)」ですが、
 こちらはWikipediaによれば元々フランスの言葉で、「食事・料理と文化の関係を考察すること」をいうらしいです。
 日本語では「美食学(びしょくがく)」、「美食術(びしょくじゅつ)」と呼ばれたりするようですね。
 (でも本来は色々考えることであって、ただ贅沢な・珍しい料理を食べることではないようです)


 上記の通り「ガストロノミー」という言葉はフランス生まれらしいのですが、
 中身としては、古代ギリシャ語の「ガストロス」(γαστρος、「消化器(しょうかき)」)+「ノモス」(νομος、「学問(がくもん)」)から成る合成語(ごうせいご)であるらしいです。
 和製英語ならぬ、「フランス製ギリシャ語」みたいな感じですね。…表現が難しいですが。


 そんな「ガストラフェテス」と「ガストロノミー」に直接の関係はなさそうですが、
 上記の「ガストロス」(γαστρος、消化器)という言葉の存在を考えると、
 お腹…つまり消化器(ガストロス)のある部分で押すので「ガストラフェテス(腹押し機)/γαστραφέτης」ということはありそうです。


 まあこれはほぼ筆者の仮説ですが、
 そう考えると「武器も美食も腹(ガストロス)が大事」という感じがして、ちょっと面白いですね。
 (逆にお腹または腹筋が弱い方はそれぞれで苦労しそうですね)



 さて、最近だんだんと暑い日が増えてきましたが。
 この季節は逆に冷たいものを採り過ぎたり、
 冷房(れいぼう)の利かせ過ぎで「お腹を壊しやすい」時期でもあります。


 特に武器(ガストラフェテス)も美食(ガストロノミー)も興味ない、という方も、
 しばらく「お腹(ガストロス)」は大事にした方が、いいかもしれませんね。




 まあそんな感じで~。




追記
 過去記事で紹介したネタですが、
 「根性(こんじょう)」*2という意味で使われる「ガッツ(guts)」も、元々は「内臓(ないぞう)」という意味らしいですね。
 その意味でも「お腹」・「腹」は結構色んな所で大事なのかもしれません。


追記2
 ちなみに「ガストロノミー」によく似た語で「アストロノミー(astronomy)/天文学(てんもんがく)」*3というものもあります。
 まあ本文で書いた通りギリシャ語の「ノモス」が「学問」を意味するようなので、
 そこから派生した言葉は色々似やすいかもしれません。「~ノミー」の部分がそれっぽいですね。

 それはそうと、ネット上でも公開されている曲に「Astronomia」(アストロノミア)という作品があったりするのですが、
 ネット上ではそれが「Coffin Dance(棺桶ダンス)」というネットミーム…ネタと組み合わさっていたり、
 さらにそれをバーチャルYoutuberの「白上フブキ」*4さんがアカペラで歌っておられたり、
 その歌ったものが海外のドラマー「The 8bit Drummer」さんの元に届けられたりしているようです。…謎のコンボ感がすごいですね。



◆用語集(※人名等・敬称略)
・ガストラフェテス【武器】:
 関連用語:「クレインクイン」*5


・ガストロノミー:
 関連用語:「美食(びしょく)」*6、「美食家(びしょくか)」


・ガストロス:


・『Astronomia』【楽曲】:


・「The 8bit Drummer」【人名】:
 関連楽曲:『Megalovania(メガロヴァニア)』*7【Undertale】、『天球、彗星は夜を跨いで』*8




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*1:クロスボウ」や「弓(ゆみ)」、「矢(や)」については 1/17 歴史:弓(ゆみ)に関するあれこれ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「根性(こんじょう)」や「ガッツ」については 9/21 英+生:「糸(いと)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:天文学(てんもんがく)/astronomy」については 11/20 家+英:星を見つめるニシンのパイ!? ~「スターゲイジー・パイ」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:ホロライブ所属のバーチャルYoutuber「白上フブキ」さんについては 1/30 社+国他:あなたは「麻布」を読めますか? ~あざぶ、あさぬの、まふ、あさふ~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「クレインクイン」については 6/4 国+英:「鶴(ツル)」はツルでも、鋼(はがね)の「ツル」!? ~「つるはし」と鶴(ツル)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:「美食(びしょく)」や「美食家(びしょくか)」については 2/7 家+歴:歴史上の料理人&美食家(グルメ)メモ ~主にフランス編~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:ゲーム『Undertale』に使われた曲『Megalovania(メガロヴァニア)』については 8/18 英+国他:その「ハイパー(hyper)」は「言いすぎ」ですか? ~hyper、hype(ハイプ)、hyperbole(ハイパーボリ)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:楽曲『天球、彗星は夜を跨いで』については 7/2 理+国:「天(てん)」の「底(そこ)」はどこにある? ~「天底(てんてい)」と「天頂(てんちょう)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。