生活+中国語+社会+理科の話ー。
別にトマトが柿の仲間、というわけではありません。
野菜*1の「トマト」と果物の「柿(かき)」*2、
そしてトマトの呼び名の一種「唐柿(とうがき)」や、
中国語の「西紅柿(シーホンシー)/トマト」の話を。
台風の影響でだるいので簡単に。
前置き。
まず「トマト」というと、野菜の一種ですね。
Wikipediaによれば「ナス科ナス属」の植物だそうです。
有名な野菜であり、日本でもよく食べられる印象です。
で、一方の「柿(かき)」はというと、
Wikipediaによれば「カキノキ科カキノキ属の1種の落葉樹」の果実らしいので、
当然ながらトマトとは全然違う物なのですが。
それでも、ある意味「トマト」と「柿」は少し関係していたりもします。
というのも、トマトの呼び名で「唐柿(とうがき)」や「西紅柿(シーホンシー)」という物があるからですね。
まずWikipediaによれば、
トマトは日本に伝わった江戸時代の17世紀初め、「唐柿(とうがき)」と呼ばれていたそうです。
そして青臭かったりもしたので、食用ではなく観賞用とされていたようですね。
また中国語では今でもトマトを、
「西紅柿(シーホンシー、シーホンシュー?)」と呼ぶようです*3。
なので時代や国が違えば、
「『トマト(唐柿や西紅柿)』といえば『柿』(の字が入っている)!」というのはかなり一般的な感覚かもですね。
※
ところで上記のように、トマトは今の日本でもよく食べられますが、
Wikipediaによれば、トマトは長い間「毒(どく)」があると思われていたり、
食用でなく「観賞用」として扱われていた時期も長いようです。
筆者はトマトが好きなので、食用にもなったのはありがたいですね。
さて、秋は「トマト」よりは「柿」の季節ですが。
どこかで「柿」や「トマト」を食べることがあれば、
トマトの「唐柿」や「西紅柿」などの呼び名も思い出してみると、ちょっと面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・唐柿(とうがき):
・西紅柿(シーホンシー、シーホンシュー?)【中国語】
*1:「野菜(やさい)」や「トマト」については 6/17 英+理+家:野菜(やさい)に関する英単語 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「柿(かき)」については 11/5 国+英他:「柿(かき)」/「法隆寺(ほうりゅうじ)」と「ネイティブアメリカン」の関係!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。