英語+国語+こころの話―。
直訳すると「箱(はこ)の外(そと)」って感じなのに、
意外と「独創的(どくそうてき)」などの意味がある英語、
「out-of-box(アウト・オブ・ボックス)」の話を。
「独創(どくそう)/originality(オリジナリティ)」などの語を参考にしつつ。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
昨日は「output(アウトプット)」という語について書きましたが。
英和辞典ではその語の近くに、
「out-of-box(アウト・オブ・ボックス)」という語がありまして。
(ネットで調べた感じでは「out of the box」とも)
ちなみに英語の「out(アウト)」は「外(そと)」、
「of(オブ)」は「~の」、
「box(ボックス)」は「箱(はこ)」などの意味を持つ語ですね。
なので「out-of-box」は、
直訳すると「箱(はこ)の外(そと)」という感じになりそうですが…。
しかし、実際にはまた違った意味があるようです。
というのも英和辞典によれば「out-of-box(アウト・オブ・ボックス)」には、
「型(かた)にはまらない」、「独創的(どくそうてき)」などの意味があるらしいからですね。
ちなみに「独創(どくそう)」とは、国語辞典によれば、
「他のまねでなく、独自(どくじ)の考えて物事を作り出すこと」らしいです。
また和英辞典で「独創」は「originality(オリジナリティ)」、
「独創的」は「original(オリジナル)」、「creative(クリエイティブ)」などと訳されていました。
これらは日本でもカタカナ語として有名なので、こちらから考えても分かりやすいかもですね。
なのでざっくり言うと「out-of-box」≓「独創的」=「オリジナリティがある」って感じかと思います。
日本でも上記のように「型にはまらない」、「型破り(かたやぶり)」などの語はあるので、
そんな感じの意味合いかな…とは思うのですが。
…でも筆者としては、
「box(ボックス)」や「箱(はこ)」は「人のオリジナリティを縛るもの」というより、
「普通の箱」というイメージがまだ強いですね。
(上に挙げた「型にはまらない」、「型破り」ほどピンとこない感じです)
なので筆者が誰かに、
「『out-of-box』は『オリジナリティがある』ってことなんだぜ!」と言われても。
まだ「『箱の外(out-of-box)』に『オリジナリティ』があるの…?」なんて思ってしまいそうですね。
配達された荷物、開けて中身を出したの…?みたいなノリで
※
まあ和英辞典で「型にはまらない」や「独創」などを調べても、
上の「out-of-box」は出てこなかったので、
あくまで言い回しの一つ…みたいな感じかもですが。
でもこの12/25の「クリスマス」に「箱」と聞くと、
つい「プレゼントの箱」をイメージしてしまい、
なんとなく面白いな…と思った次第です。
サンタさんのプレゼントは箱の中ではなく、外にあったのです
ちなみにイメージの問題かもしれませんが、
「箱(はこ)」は何となく「型(かた)」より、破りやすそう・出やすそうな感じもします。
なので「『型』を『破り』たいけど、そんな力や元気は無いかも…」と思ったら、
「『箱の外(out-of-box)』なら、ちょっと出やすそうかも…?」とイメージを変えて、色々やってみるのもいいかもですね。
そうしている内に、何か「オリジナリティがある(out-of-box)」物を作れるかも?
まあそんな感じで~。