のっぽさんの勉強メモ

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5/13 国+生他:絹織物(きぬおりもの)と保健室の関係!? ~「紗(しゃ)」と「ガーゼ(gauze)」の話~

 国語+生活+英語の話ー。


 「紗(しゃ、うすぎぬ)」と呼ばれる絹織物(きぬおりもの)と、
 学校の保健室(ほけんしつ)とかにある「ガーゼ」の話です。



 前置き。
 和英辞典で調べものをしていたのですが、
 そこで「紗(しゃ、うすぎぬ)」というものの和訳が「(silk) gauze(シルク・ガーゼ)」であるのを見つけました。
 なのでそこら辺の話を。


 まず「紗(しゃ)」というとなんか、さらっとした感じの絹織物(きぬおりもの)ですね。
 筆者も不勉強なのでイメージはしにくいですが、
 「紗(うすぎぬ)」(薄い絹)という読みもあるように、なんか軽くてすべすべなイメ―ジです。
 あと株式会社「ロッテ」様のお菓子で『紗々(さしゃ)』という商品もありますね。


 で、日常で「ガーゼ(gauze)」というと、怪我(けが)とかの時に使うもののイメージですね。
 なんか保健室とかで、包帯(ほうたい)などを組み合わせて使うイメージです。
 Wikipediaによれば、「細い木綿糸(コットン)を漂白して目の粗い平織りにした柔かい布」だそうです。
 ちなみにこれは日本では「綿紗(めんしゃ)」というようですね。


 これだけ読むと、「紗」の素材は「絹(きぬ)」で、「ガーゼ」の素材は「木綿(もめん)」ということになります。
 では何故「紗」というものの和訳が「silk gauze(シルク・ガーゼ)」なのか?


 Wikipediaによれば、「ガーゼ」はもともと「ゴーズ」という呼び名で、
 アラビアなど中東の方からきた絹織物だったようです。
 ですがこれは「粗製(そせい)」…つまり、縫い目(ぬいめ)が割と粗い(あらい)織物だったようで。
 そのためヨーロッパに入った時、「絹織物」というより「粗製の織物」全体を「ゴーズ」と呼ぶようになったのだとか。
 で、これが後に、医療などに使う「ガーゼ」になったみたいですね。


 ネットで「紗(しゃ)」の画像を見ると、細やかな感じなので、
 その意味ではあんまり「粗い」とか「粗雑な織物としてのガーゼ」って感じはしないのですが。
 ただ「紗」の「通気性が良くて透けて見える」というのは、「すき間がある」「ぎっちりとは織っていない」ということではあるので、
 そこら辺で「silk gauze(シルク・ガーゼ)」と呼ばれているのかもしれません。
 まあ筆者は布とかには詳しくないので、難しいですが。


 まあ何となく、知っていた「紗」と、「ガーゼ」という言葉がつながった、という話でした。

 「紗」は今ではあまり出回っていないそうで、また絹なのでなかなか高そうです。
 なので「紗(シルク・ガーゼ)」を保健室の「ガーゼ」(木綿)の代わりに使っちゃうと、ちょっともったいないかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。


◆用語集
・絹(きぬ):
 蚕(かいこ)の繭(まゆ)からとった繊維(せんい)*1、またそれで作った布のこと。
 英語では「silk(シルク)」。
 これで作った織物(おりもの)は「絹織物(きぬおりもの)」と呼ばれたりもする。
 ちなみに絹に関しては「シルクロード*2というものもある。
 関連用語:「錦(にしき)」*3、「縮緬(ちりめん))」*4、「絖(ぬめ)」*5、「襖(ふすま)」*6


・保健室(ほけんしつ):


・紗(しゃ、うすぎぬ、さ):
 Wikipediaによれば、綟り織(からみおり)で織られた、薄く透き通る絹織物。
 英語では「silk gauze(シルク・ガーゼ)」など。


・ガーゼ:
 英語では「gauze(ガーゼ)」。
 ちなみにWikipediaによれば「アマドゥ」というキノコはガーゼの代わりに使用されてきたらしい。
 ちなみに手術後にガーゼを体内に置き忘れて、瘤(こぶ)のようなものができることを「ガーゼオーマ」というようだ。


・包帯(ほうたい):
 怪我をした所に巻いたりする布。
 英語では「bandage(バンデージ)」。
 包帯によって何かを固定したり、にじんでくる血などを吸収することなどが目的。
 字からすると「包(つつ)むための帯(おび)」といったところか。
 ちなみに包帯自体には別に「人間を回復させる効果」はない(と思われる)。あくまで固定させて新たな傷を防ぎ、その間に体に回復*7してもらう感じである。そのためゲームのように「包帯を巻いたことですぐ治る」というものではない。
 スポーツなどでも行われる処置の「テーピング」は動かさない方がいいところ(ケガの個所など)をテープでがちがちに固める方法であり、包帯を巻いただけではテーピングとは言わないようだ。
 ちなみに、エジプトの「ミイラ」などはよく包帯でぐるぐる巻きにしてあるイメージである。
 またゲームなどのゾンビ*8や「アンデッド」のキャラなどは包帯を巻いていることも多い。これは崩れやすい肉体を固定する目的もあると思われる。
 関連用語:「封印(ふういん)」*9、「中二病(ちゅうにびょう)」*10、「ゴスロリ*11


・粗製(そせい):
 粗雑(そざつ)、つまり雑に作ってあること。
 英語では「crude(クルード)」など。
 反対語は多分「緻密(ちみつ)」とか「繊細(せんさい)」とか「上等(じょうとう)」とか。
 ちなみにゲーム『アーマード・コア4』などでは「粗製」と呼ばれる「ローディー」というキャラクターも存在する。


・ミイラ:
 何らかの理由で原形をとどめている死体。
 英語では「mummy(マミー)」。
 エジプトでは人工的にこれを作ったりもしたようだ。
 日本でも「即身仏(そくしんぶつ)」というものがあったりする。
 ゲームなどでは「包帯(ほうたい)」によって巻かれてことも多い。またその包帯を使って攻撃してきたりもする。
 ちなみにゲーム『ぷよぷよ』シリーズにはミイラの外見の「マミー」というキャラクターがいたりする。
 関連用語:「没薬(もつやく)/ミルラ」*12、「防腐(ぼうふ)」*13、「化石(かせき)」*14
 関連名称:「アヌビス」*15


・帯(おび):
 着物の上から腰に巻いたりして、服を固定させるための布。
 英語でも「Obi(オビ)」で通じるようだが、他には「belt(ベルト)」などの訳もあるようだ。
 ちなみにWikipediaで指摘されている通り、「携帯(けいたい)」という言葉には「帯」という文字が入っていたりする。「帯びる」というのが「体の近いところに置く」というような意味があるとのこと。
 柔道*16などでは「黒帯(くろおび)」というように、実力や段位(だんい)を示す役割を持っていたりもするようだ。
 また「帯(たい)」という字は「帯のように広がったある地域」、または「ある場所・地域」というような意味を持っていたりする。 
 例えばWikipediaで指摘されている通り、「熱帯(ねったい)」や「地帯(ちたい)」「時間帯(じかんたい)」といった言葉、電話の「周波数帯域(しゅうはすうたいいき)」がある。。また似た意味ではアメリカでも「ラストベルト」という地域があるようだ。
 あと宇宙には「カイパー帯/カイパ-ベルト」と呼ばれるものもある。また数学では「帯グラフ」というものもある。
 またゲーム『Fate/Grand Order』の第2部には「異聞帯(いぶんたい)/ロストベルト」と呼ばれる世界が存在するようだ。
 関連用語:「環天頂アーク(かんてんちょうアーク)」*17



・帯グラフ(おびグラフ):
 あるものの、全体に対しての部分の割合を「帯(おび)」の形で表したもの。
 英語では「bar graph(バー・グラフ)」、「band graph(バンド・グラフ)」、「band chart(バンド・チャート)」など。
 例えば「カレー粉、どの会社のものを使ってますか?」という問いに対して、「A社の製品:60%」「B社の製品:40%」という感じだったら、帯グラフの中を色分けして表すこともできる。
 「円グラフ」と似ているところもあるので、目的によって使い分けると便利。



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*1:「繊維(せんい)」については 7/17 理+英:「繊維(せんい)」は生活を支えてますか? ~食物繊維、合成繊維、光ファイバーの話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:シルクロード」については 9/22 社会:貿易メモ2/「広告(こうこく)」・「レアリティ」・「距離(きょり)」 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:絹織物の「錦(にしき)」については 3/10 国+理他:「ニシキ」・「ニシキゴイ」・「ニシキヘビ」!? ~織物の「錦(にしき)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:絹織物の「縮緬(ちりめん)」については 3/7 国+英:「ちりめん(縮緬)」は「クレープ」ですか? ~織物(おりもの)と「crepe」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:絹織物の「絖(ぬめ)」については 4/24 国+生:この「絖(ぬめ)」は「ぬめぬめ」ですか? ~絹織物の「絖(ぬめ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:昔は絹を使っていたこともあるらしい建具「襖(ふすま)」については 12/18 国+歴他:「襖(ふすま)」と「衾(ふすま)」と「臥す間(ふすま)」の関係!? ~「ふすま」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:「回復(かいふく)」については 5/13 国+英:言い回し/「疲労回復(ひろうかいふく)」?「疲労解消(ひろうかいしょう)」? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:「ゾンビ」については 4/20 数学:速度(そくど)/ゲーム:スティーブ・イン・ゾンビシティ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:マンガなどでは包帯は特殊な力の「封印(ふういん)」に使われていることもある。封印については 7/13 英語:「封印(ふういん)」はそこらに溢れてる!? ~「封印」と「シール」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:包帯を使うこともあるスタイル「中二病(ちゅうにびょう)」については 4/24 英語:お遊び/中二病的な英文例 ~あいつは魔王で魔眼使い~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:包帯を使うこともあるかもしれないファッション「ゴスロリ」については 7/25 英+ゲーム:カード『遊戯王』英語版、ちょっと表現追記 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:ミイラ作りに使われ、ミイラの語源にもなったとされる「没薬(もつやく)/ミルラ」については 5/21 国+英他:「メンチ」は「ミンチ」で「ミンス(mince)」ですか!? ~「メンチカツ」についての話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*13:「防腐(ぼうふ)」については 5/6 英語:防ぐもの/「防~」関係の英単語 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*14:「化石(かせき)」については 7/31 歴史:スポット・ヒストリー ~その土地の歴史~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*15:エジプト神話の神で、ミイラづくりに関係する神「アヌビス」については 9/21 歴史+ゲーム:「お酒」と「冥界(めいかい)」と「ネフティス」さん! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*16:「柔道(じゅうどう)」については 11/13 歴+体:現代の「忍者(にんじゃ)」は忍んでない!? ~「武神館(ぶじんかん)」と、 「初見良昭(はつみ・まさあき)」氏の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*17:大気光学現象「環天頂アーク(かんてんちょうアーク)」については 12/17 英+社:柱(はしら)・ピラー/「太陽の柱」と「さびない柱」!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。