のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

5/7 生+社他:「ほうれん草」は「ネパールの草」ですか? ~「ほうれん草/菠薐草」と「菠薐(ホリン)」国の話~

 生活+社会+国語+中国語の話ー。
 「やっぱ『ほうれん草』はネパール産に限るぜ!」という話ではありません。


 身近なのに漢字を見ることは少ない「ほうれん草(菠薐草)」*1と、
 その由来らしい国「菠薐(ホリン)」国(今でいうネパール辺り)の話を。


 遅くなってしまったので簡単に。


 前置き。

 昨日「緑色(みどりいろ)」について調べた流れで、
 緑の野菜である「ほうれん草」を思い出したのですが。


 そこで、ふと
 「『ほうれん草』の『ほうれん』って何だ?」と気になったので調べてみました。
 

 結論から言うと、国の「ネパール」が関わっているようです。
 というのもWikipediaによれば、
 ほうれん草は、中国の唐代に「頗稜(ホリン)国」(現在のネパール)から伝えられ、
 後に改字して「菠薐(ホリン)」、それが日本で変化して「ホウレン」となったのだとか。
 (なので、中国での呼び方の影響が大きそうです) 


 なので国語辞典などで「ほうれん草」を調べてみると、
 上記の「菠薐(ホリン)」が関わる、「菠薐草(ほうれんそう)」という漢字も書いてありました。


 この「菠薐(ホリン)/頗稜」を大体「ネパール」と考えると、
 「(名前的に)『ほうれん草(菠薐草)』は『ネパール(菠薐)の草』!」ということになりそうですね。
 …ネパールにも色々草はあるでしょうから、ちょっとややこしいですが。


 ちなみに「ほうれん草」の「菠薐草」表記ですが、
 現代では、普段この漢字はあまり見ませんね。
 難しいからか、「ほうれん草」とか「ホウレンソウ」といった表記を見る印象です。


 なのでテスト等にはあまり出ないかもですが、
 「『ほうれん草』の『ほうれん』は昔のネパール由来らしいぜ!」
 と(いう説を)知っているのは、ちょっと頭がいい感じもします。


 「ほうれん草を食べると頭が良くなる」という話もありますが、
 「『ほうれん草(の名の意味)』を知っていること」でも、実は頭が良くなるかも?



 まあそんな感じで~。





追記
 ちなみにネットで「ほうれん草」を表す中国語を調べてみたら、
 「菠菜(ボーツァイ)」というものが見つかりました。
 また違う名前ですが、「菠」の字が入っている辺り、上の話と関係ありそうですね。


◆用語集
・ネパール【国】:
 関連用語:「ツツジ*2「コア」*3【食品】



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