理科+生活+国語の話ー。
「無い」のか「ある」のか、ちょっとややこしいタイトルですが。
周りを明るくする一方、影(かげ)も生む印象の「灯り(あかり)」と、
病院の手術(しゅじゅつ)などで使われる照明器具(しょうめいきぐ)、
「無影灯(むえいとう)」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
まず「灯り(あかり)」とは、周囲を明るくする物ですね。
主に照明(しょうめい)など、辺りを明るくする道具・装置などを指す感じです。
「灯(とう)」の一字で表される事も多く、その場合の関連語は「電灯(でんとう)」や「灯台(とうだい)」などがありますね。
で、「灯り」がどこかを明るくすると、大体そこには「影(かげ)」もできますね。
(正確には物の後ろなど、灯りの光が届かない所が影になる感じです)
特に筆者はマンガ等で、「光あるところ、必ず影がある。人の心も同じ…」的な言葉をよく見る印象があり、
当然、光を生じる「灯/灯り」があるところには、「影があるものだ」というイメージがあったのですが。
しかし一方で、「影が無い灯り」という名前の物もあるようです。
何故なら「無影灯(むえいとう)」というものがあるからですね。
Wikipediaによれば「無影灯(むえいとう)」は、手術(しゅじゅつ)などで使われる照明の一種らしいですね。
外見は色々あるようですが、見た感じたくさんの電球・電灯や鏡(かがみ)*1がついた物が多い印象です。
つまり「多くの電球や鏡で色んな方向から照らして、影を消すぜ!」ということっぽいようですね(※あくまで筆者なりの理解なので注意)
なので「無影灯」のことを考えれば、
「『影』の『無い』『灯り』は『ある』!」と言えるかもですが。
…でもマンガとかで、誰かが「光あるところ、必ず影がある。人の心も同じ…」と言ってる時に、
「実は『無影灯』ってものがあるんですよ!」と答えても、
「いや、あくまで例えなので…」とか「人の心は無影灯とは違うので…」と言われてしまうかもですね。
※
ちなみにネットで「無影灯」の画像を見てみると、
「確かに病院にこういう物もあったような…」という感じの外見でした。
医療(いりょう)系ドラマでよく見る気もしますし、
歯医者(はいしゃ)さんで使われたりもするようなので、見た事がある方も多いかもですね。
まあ「無影灯(むえいとう)」は(照らしている分だけ)光が強いようなので、
直接のぞき込むのはやめておいた方が良いかもですが。
でももし病院に行ったとき、またはドラマなどでそれっぽい物を見たときは。
注意しながら「本当に『影』が『無い』のかな…」と、観察しても面白いかも?
まあそんな感じで~。
◆用語集
・無影灯(むえいとう):
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