のっぽさんの勉強メモ

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9/23 英語:「キャスター」は「投げる人」ですか? ~「魔術(まじゅつ)」、「ニュース」、あと「椅子の下」~

 英語の話ー。

 英語の、そしてカタカナ語でもよく見かける「キャスター」という言葉についての話です。


 前置き。
 当ブログでもよく紹介しているゲーム『Fate*1には、
 「キャスター」と呼ばれる「魔術師(まじゅつし)」的なクラスがあるのですが。
 よく考えたら「ニュースキャスター」とか、椅子の「キャスター」などの言葉もありますね。
 気になったので調べてみました。


 まず「キャスター」は英語のぺるだと「caster(キャスター)」であり、
 語源は「cast(キャスト)/投げる」という動詞*2です。
 釣りの時に、重りとエサを川*3に放り投げる時に「キャスト」といいますが、それですね。 


 で、そのキャストに「-er」をつけて名詞*4化したものが「caster(キャスター)」。
 辞書でも「caster」の意味には「投げる人」という意味があります。


 ではこれがなぜ『Fate』で「魔術師(キャスター)」に絡むのか、というと。
 魔術師のことを「spellcaster(スペルキャスター)」というので、その略称みたいですね。
 「呪文を唱える」ということを「cast a spell(キャスト・ア・スペル)」といったりします。
 (ゲームとかでも、呪文を唱えることは「スペルキャスト」といったりします)
 これは上の「投げる」という意味の「cast(キャスト)」から、
 「完成した呪文(spell)を相手に投げかける(cast)」と考えるとわかりやすいかもしれません。


 同様に、「ニュースキャスター(Newscaster)」も、
 「ニュース*5(の情報)を投げる人」と考えてもいいかもです。
 まあ「投げる」というよりは「くれる」感じかもしれませんが。
(ちなみにWikipediaによれば「ニュースキャスター」という言葉を多く使うのは割と日本独自みたいです。
 諸外国では「anchorperson(アンカーパーソン)」や「presenter(プレゼンター)」などの言葉を多く使うみたいですね。)


 ちなみに椅子の下などについている車輪も「キャスター(caster)」というのですが、
 その具体的な語源や、他との関係は今回は分かりませんでした。すみません、要追加調査ですね。
 「cast(キャスト)」には演劇などで「役を割り当てる」という意味があるので、それ関係かもしれませんが…。


 ともあれ。
 「投げる」ものが「魔術」にしろ、「ニュース」にしろ。
 あまり乱暴にやると手が滑ったり、魔術が暴発(ぼうはつ)したり、相手が受け止められなかったりするかもしれません。
 しっかり丁寧に色々投げることができて、初めて立派な「キャスター」と言えるのかもしれませんね。



 まあそんな感じで~。



追記
 英語の単語で、「castaway(キャストアウェイ)」は
「世間から見捨てられた人」「難破漂流(なんぱ・ひょうりゅう)した人」を指すそうです。
 同名の『キャストアウェイ』という映画もあったりします。


◆用語集
・キャスター(caster):
 「投げる人」などの意味を持つ言葉。

・キャスター【Fate】:
 ゲーム『Fate』シリーズに登場する、サーヴァントのクラスの一つ。
 魔術師や、作家(さっか)系の人物が多く所属する。
 体力よりも魔術・知略で攻めることが多い。ちなみにこれはあくまで傾向であり、肉体派なキャラもいる。三蔵さんとか
 『Fate』は歴史上の有名人物が多く出るゲームであり、魔術に関わる人物はここに入ることが多いが、上記のように「作家」の人物もしばしばこのクラスになったりする。なので、「シェイクスピア*6や「アンデルセン*7などの作家も、ここに所属している。ちなみに実際に彼らが魔術を使えたわけではないと思われる。
 ただ、過去記事で紹介したように、言葉という物はある種「呪い」*8にもなりえるし、強いイメージを持った物語を作る、ということは魔術と関連性がある作業だとも言える。さらに言ってしまえば、何か有名な物語を作れば、部分的に歴史を操ることができるとも言える。
 例えば筆者「のっぽ」が『のっぽ物語』というのを書いて、今の世界についてあることないこと、自分に有利なことだけを書いておいたとしよう。それは現代では鼻で笑われるだろうが、それが1000年後に、たとえば「この時代唯一の資料」として発見されたなら、それが信じられる可能性もある。とすると、未来にとっての「過去の歴史」が変わるともいえる。そのため「物語」や「フィクション」の力というのは、決して侮るべきものではないと言えるだろう。
 関連人名等:「ニトクリス」*9、「シェイクスピア」、「アンデルセン」、「玄奘三蔵(げんじょうさんぞう)」*10、「レオナルド・ダ・ヴィンチ*11、「エレナ・ブラヴァツキー」*12、「エジソン」、「ギルガメッシュ(キャスター)」*13、「メディア」*14、「ジル・ド・レェ(キャスター)」*15、「メフィストフェレス*16、「クー・フーリン(キャスター)」*17、「パラケルスス*18、「ジェロニモ*19、「アヴィケブロン」*20、「ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト*21


・キャスト(cast):
 英語の動詞。「投げる」「(演劇などで)役に選ぶ」などの意味を持つ。また「魔術を唱える」という意味や、金属で「鋳造(ちゅうぞう)する」という意味もある。
 劇などの配役に関する言葉として「キャスト」または「キャスティング」という言葉が使われることはよくある。
 関連自作ゲーム:『イングリッシュスペルキャスト』*22、『ハイク・スペル・キャスト』*23

・鋳造(ちゅうぞう):
 金属(きんぞく)*24を溶かして型に入れ、冷やして金属の道具を作ること。
 英語では「casting(キャスティング)」。
 これに使う型(かた)のことを「鋳型(いがた)」といい、これによってつくられたものを「鋳物(いもの)」という。
 Wikipediaによれば昔はお金の「硬貨(こうか)」も鋳造されていたが、今では「プレス加工」などが多いとのこと。
 ちなみにこのように金属を叩いて加工することを「鍛造(たんぞう)」と言ったりする。
 関連用語:「炉(ろ)」*25、「精錬(せいれん)」*26

・鍛造(たんぞう):
 金属をハンマー*27などで叩いたり、機械でプレスしたりして加工すること。
 英語では「forging(フォージング)」。
 Wikipediaによれば、鍛造でできるものの一例には「歯車(はぐるま)」、ゴルフの「ゴルフクラブ(アイアン)ヘッド」、自動車の「アルミホイール」、はたまた「レシプロエンジン」や「航空機(こうくうき)」の部品などがあるらしい。
 関連用語:「鎚起(ついき)」*28、「鍛冶屋(かじや)」*29

・ニュースキャスター:
 「ニュースを伝える人」のことであり、「ニュースをぶん投げる人」ではない。




benkyoumemo.hatenablog.com

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*1:ゲーム『Fate』については 4/24 英語:お遊び/中二病的な英文例 ~あいつは魔王で魔眼使い~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「動詞(どうし)」については 12/8 英語:「基本5文型(きほんごぶんけい)」って何さ? +四天王(してんのう) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「川(かわ)」については 1/13 地理:「かわいた大きな川」(札幌/さっぽろ)のラーメン! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「名詞(めいし)」については 12/18 英語:名詞(めいし)/物語(ものがたり)を始めるもの - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「ニュース」については 6/27 英語:ニュースソースとウスターソース! ~二つのソース~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:シェイクスピア」については 3/24 歴史:「ベーコン」が今の世界を作った!? ~ロジャーとフランシス、二人の「ベーコン」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:アンデルセン」については 3/27 社会:児童文学のノーベル賞! ~「国際アンデルセン賞」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:「呪い(のろい)」については 3/5 国語:呪い(のろい)・祝い(いわい)・解呪(かいじゅ)・圧(あつ) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:「ニトクリス」については 9/23 歴+ゲーム:エジプトの女王「ニトクリス」の話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:玄奘(げんじょう)」や「三蔵法師(さんぞうほうし)」については 5/9 歴+国:「孫悟空(そんごくう)」はどんどん変身する!? ~『西遊記(さいゆうき)』と『ドラゴンボール』~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:レオナルド・ダ・ヴィンチ」については 10/27 美術:本『かわいいルネサンス』で紹介されてた絵メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*12:「エレナ・ブラヴァツキー」や「エジソン」については 9/10 理+社:この電気は「直流(ちょくりゅう)」?「交流(こうりゅう)」? ~「電流(でんりゅう)」の種類の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*13:ギルガメッシュ」については 7/16 歴史:「粘土板(ねんどばん)」はパソコンですか? ~記録媒体の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*14:ギリシャ神話の人物「メディア」、または「メーデイア」については 2/21 歴史:英雄「イアソン」と頼れる仲間たち!? ~アルゴ―号の冒険、そしてその末路~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*15:「ジル・ド・レェ」については 5/7 英+数:「文房具(ぶんぼうぐ)」と「方位磁石(ほういじしゃく)」! ~「コンパス」の話メモ(軽く)~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*16:メフィストフェレス」については 11/14 音楽:意外と知ってるかも?オペラの作品名! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*17:「クー・フーリン」については 5/29 歴史:この妖精(ようせい)はむかし神だった!? ~妖精の分類と変化~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*18:パラケルスス」については 5/22 理科:錬金術/「愚者の黄金(ぐしゃのおうごん)」と「賢者の石(けんじゃのいし)」 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*19:ジェロニモ」については 2/16 歴史:「あくび」から「復讐(ふくしゅう)」へ ~アパッチ族の戦士「ジェロニモ」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*20:「アヴィケブロン」については 4/21 歴史:「詩人(しじん)」にして「ゴーレム」の製作者!? ~「アヴィケブロン」という人物の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*21:「ヴォルフガング・アマデウスモーツァルト」については 4/14 理科:バラはバラでも「砂漠(さばく)のバラ」! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*22:筆者の自作ゲーム『イングリッシュスペルキャスト』については 9/15 英+ゲーム:呪文のように英語を並べるゲーム! ~『イングリッシュスペルキャスト』~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*23:筆者の自作ゲーム『ハイク・スペル・キャスト』については 8/17 国+ゲーム:俳句で魔法を使っちゃうゲーム!? ~ゲーム「ハイク・スペル・キャスト」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*24:「金属(きんぞく)」については 5/17 学習:イメージ・ネットワーク ~色んな所にネタを探す~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*25:金属を溶かすのにも使う「炉(ろ)」については 3/26 歴+国:お湯を「沸かす」のに「涼しい」名前!? ~茶道の「風炉(ふろ)」「涼炉(りょうろ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*26:「精錬(せいれん)」については 7/22 英語:動詞「refine(リファイン)」と「精錬(せいれん)」 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*27:「ハンマー」については 2/1 英語:英語マシーン2/我が手に来たれ、英語の剣! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*28:「鎚起(ついき)」については 4/23 歴史:テレビ番組から、「鎚起(ついき)」などのちょいメモ (日本の伝統工芸) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*29:金属で色々作る「鍛冶屋(かじや)」については 6/25 英語:ゲーム「英語サバイバル」/実践!装備(そうび)購入 - のっぽさんの勉強メモ を参照。