のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

12/14 社+英:「ボイコット」といえば「人名(じんめい)」ですか? ~「ボイコット(boycott)」と「ボイコット大尉」の話~

 社会+英語の話ー。
 といってもボイコットした人ではなく、された人の方の名前ですが。


 何かを欠席(けっせき)したりする抗議(こうぎ)「ボイコット(boycott)」と、
 その由来と言われる人物、「チャールズ・ボイコット大尉」の話を。

(※本記事中、人名等・敬称略です)


 前置き。
 最近ニュースでよく聞く語、
 「ボイコット」について調べてみました。


 まず「ボイコット(boycott)」は、何かに抗議(こうぎ)することの一種ですね。
 Wikipediaによれば欠席(けっせき)、拒否(きょひ)、不買(ふばい)…何かを買わない、等の行為が含まれるようです。
 つまり「何かをしない」ことで不満(ふまん)を表す感じですね。
 (不買運動をするなど、そのための運動自体はしたりしますが)


 そんな「ボイコット」ですが、よく考えると由来を知らなかったので、
 英和・国語辞典などで調べてみますと。
 実は「人名(じんめい)」…人の名前が由来であるようです。


 というのもWikipediaによれば、昔イギリスに「チャールズ・ボイコット大尉」という人がいたようで。
 (フルネームは「Charles Cunningham Boycott」さんらしいです)
 彼はアイルランド小作人(こさくにん)…農業で働く人を過酷(かこく)に扱ったため、
 土地改革同盟から排斥(はいせき)された…ということみたいですね。
 つまり簡単に言うと「ひどいことをしたので、集まりから追い出された」みたいな感じです。


 ボイコット大尉は1832年~1897年に生きた人物らしいので。
 100年以上前の人物の名が、今も一般用語として残っているわけですね。


 なので、
 「『ボイコット(boycott)』といえば『人名』(が元)!」と言えそうですが。
 …まさかこんな風に名前を連呼される日が来るとは、本人も予想していなかったでしょうね。


 ちなみに「ボイコット」の語は聞き慣れた感もありますが。
 でも「筆者(のっぽ)」で言うと、「のっぽ!」とか「ノッポ!」と連呼される感じになりますね。
 例えば「ボイコットしようぜ!」が「ノッポしようぜ!」となると。…かなり違和感がすごいです。
 しかも語源をたどられると、元になった自分の悪事もついでにバレるという…。なかなかなシステムですね。
 良いことや偉業(いぎょう)で名前が残るなら良かったのですが。


 もちろん現在の「ボイコット(boycott)」は色んな目的があり、
 それ自体が悪い物でもないのですが。
 でも「ボイコット大尉(Boycott)」みたいに、100年後に自分の名前が使われるのを避けたい方は。
 せめて、悪いことをしないようにしておくと良いかもですね。


 でないと100年後の人に名前を連呼され、
 その上、さかのぼって悪事を調べられてしまうかも?



 まあそんな感じで~。


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