問題の「形(かたち)」の話ー。
「登場人物」や「アイテム」の「変更」の話でもあります。
結論から言うと「あなたのテンション上げる問題はなーに?…よし分かった。じゃあ作るか」ってことです。
ってのも、「勉強が嫌い」とか「したくないー」って子が訴える事の一つに
「出される問題にどーも興味が持てない」ってのがあるからです。
例えば数学で「角度*1を求めてどうなるの?」とか思ったり。
「『タケシがリンゴ*2を3個買って』…とかどうでもいいんじゃー!」って感じですかね。
「私はリンゴ好きじゃないです」みたいなことを冗談交じりに言う子もいたような。
まあ自分にとってどうでもいいことに、やる気が起きにくいってのは自然ですわな。
逆に、自分にとって大事なことなら、放っといても人は集中したりします。
英単語の暗記は苦手でも「ファイアボール」とかゲームのカタカナ語はすぐに覚えたりします。
これに関しては「英語力を伸ばしたいなら、英語を話す恋人を作れ」ってことわざもあります。
思いを伝えたいから必死になって、知らず知らず英語力が伸びるってことですな。
これを利用すると、「興味が持てるもので問題を作ると、覚えやすいかも」ってことであり、
逆に「問題は興味が持てるものに置き換えてしまえ!」とも言えます。
ので、出された問題がどうもイメージ湧かないなら、自分の好きなことに結び付けてみましょう。
例えば僕なんかはゲーム(のRPG*3)が好きなので、数学はすぐゲームに結び付けてしまいます。
もともと数学は苦手なんで、余計にそうする癖*4がありますね。
なので「y=3x」とかの式を眺めてても別にテンションは上がりませんが、
「これはもしや、元ダメージ(x)を3倍にしてくれるスキル*5を使ったものが、最終ダメージ(y)ということか…!?」とか考えるとちょっとテンションが上がります。
あと「タケシがリンゴを3つ買い、900円を払いました。リンゴ1個の値段は?」って問題は、
「タケシがポーション*6を3つ買い、900G払いました」と無理やりRPGっぽくすると
「1個300Gじゃねえか!」と瞬時に計算しちゃうテンションになったりします。
まあ、これはこれでゲーム脳すぎる気もしますが…。さておき。
さて、あなたの興味の持てることは何でしょな。
それの力を借りられれば、つまらない問題が、ちょっと身近なものになるかもしれないですぞ。
ではでは~。
◆用語:
・面白い問題:もちろんそのうち、学校の先生*7が工夫して面白い問題を作ってくれる可能性はあります。
でも作ってくれる保証は特にありません。
「信じてるよ先生…!」と待っているのもいいですが、あなたの好みを一番分かっているのはあなたなので、
あなた自身が「面白い問題」を作ってしまうと実は一番早かったりします。
めざせ、「面白い問題メイカー」!
・興味があることにからめる:本ブログでもやたらファンタジー*8やゲーム用語が多いのはそういうことです。
これは「読む人が少しでも興味を持てるように」ということでもありますが、
大半は「書く方のテンションが上がるからなんじゃー!ヒャッハー!」ってことです。
つまり自分のためです。あ、あんたたちのためじゃないんだからね…!(安易なツンデレ)
・ヒャッハー!:漫画『北斗の拳』のモヒカンが叫ぶセリフ。
もしくはソーシャルゲーム『艦隊これくしょん』*9の「隼鷹(じゅんよう)」のセリフ。
筆者はどちらも大好きです。
*1:「角度(かくど)」については 1/18 算数+英:図形/「3+3=4」のフシギな計算! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「リンゴ」については 12/28 英語:謎の英語マシーンゲーム(食べ物) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「RPG」については 3/14 こころの話:人生(じんせい)/君と道を行くRPG - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「癖(くせ)」については 1/7 国+こころ:「7つ」は「個性(こせい)」があるものですか? ~「癖(くせ)」と「個性」と「なくて七癖(ななくせ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「スキル」については 12/1 数学:「文章題(ぶんしょうだい)」は難しい - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「ポーション」については 12/12 英語+学習:あなたのポーションはなあに? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「先生(せんせい)」については 12/23 学習:「先生(せんせい)」の話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:「ファンタジー」については 12/16 英語:鑑定(かんてい)だー!単語をよこせ! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:『艦隊これくしょん』については12/3 地理+理科:日本とか、浮力とか、ソシャゲとかの話 - のっぽさんの勉強メモ参照。