社会+英語の話―。
ネットなどを使って家などで仕事をする「SOHO(ソーホー)/Small Office/Home Office」と、
アメリカ、イギリス、中国(香港)などにある、
3つの「Soho(ソーホー)」という場所の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
英和辞典で調べ物をしていて見つけた語、
「SOHO(ソーホー)」周りが面白かったので、その話を。
※
ますビジネス用語としての①「SOHO(ソ-ホー)」は、
「Small Office/Home Office(スモール・オフィス/ホーム・オフィス)」の略ですね。
ざっくり言うと「ネット・パソコンなどを使って、小さなオフィスや家(いえ)でビジネス(仕事・商売)をしてるよ」って感じの意味です。
「小さなオフィス(small office)や家(home)でのビジネス」→「SOHO」って流れですね。
ちなみに上記「SOHO」、筆者の古めの英和辞典に載っていましたが。
でも辞典の売られていた当時…つまり「昔(むかし)」より、
ネット環境の良い「今(いま)」の方が、「SOHO」的な物は多く、またやりやすくなってそうですね。
(なので、逆に「SOHO」という言葉を使わない場合も多いかもです)
ところで、ここまでビジネスの「SOHO」について書いてきましたが、
実は「SOHO」や「ソーホー」という「場所」は、いくつかあったりするようです。
というのもWikipediaや英和辞典によれば、
アメリカのニューヨークには②「SoHo(ソーホー) /South of Houston Street」、
イギリスのロンドンには③「Soho(ソ-ホ-)/(名前の詳細・由来不明)」
そして中国の香港(ホンコン)には④「SoHo(ソーホー)/South of Hollywood road」
…などの場所があるらしいからですね。(※順不同)
もちろん①「SOHO(ソ-ホー)」と②~④の「Soho(ソーホー)」は違いますし、
「場所」の話に限定してさえ、②~④の「Soho(ソーホー)」同士で違います。
なので「『ソーホー』と(他の)『ソーホー』は違う!」という訳ですが、
…ちょっと「君は何を言ってるんだ…?」と言われそうな文ですね。
※
ところで、例えばネット等でできた海外の友達に、
「私、『ソーホー』で暮らしてるんだ~」と言われたら。
…微妙に②~④の「SoHo」(場所)だけでなく、ビジネスの①「SOHO」も含みそうでややこしいですね。
(「○○で暮らす」は、「○○という仕事をして暮らしている」意味を含むので)
その時にはもう、少なくとも①ビジネス、②アメリカ、③イギリス、④中国・香港という4つの可能性が生まれているので、
まず「どの『ソーホー(SOHO、SoHo)』の話かな…?」とか、
「どこの国の『ソーホー(SoHo)』かな…?」と確認した方が、良いかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに有名な小説『ジキル博士とハイド氏』は、
イギリスの③「ソーホー(SoHo)」地区が絡む話のようです。
追記2
ちなみにWikipediaによれば、
探査機(たんさき)…宇宙(うちゅう)で色々な物を観測(かんそく)する機械にも、⑤「SOHO/Solar and Heliospheric Observatory/太陽・太陽圏観測機」というものがあるようです。