理科+生活+英語+美術の話―。
太陽(たいよう)が地平線に沈むこと「日没(にちぼつ)/日の入り」と、
その日没後や日の出の前に、空(そら)が青(あお)く染まるらしい時間、
「ブルーアワー(blue hour)」の話を。
前置き。
まず「日没(にちぼつ)/日の入り(ひのいり)」とは、日(ひ)…太陽(たいよう)が沈(しず)むことですね。
夕方(ゆうがた)などに、太陽が地平線(ちへいせん)に隠(かく)れることで、
そこから日光の無い夜(よる)がやってくる…というイメージです。
(実際の時間は季節や場所によって違ったり、日が沈まない「白夜(びゃくや)」という現象もあったりしますが)
で、沈む前の夕日(ゆうひ)の色は、
黄色(きいろ)やオレンジ…または「金色(きんいろ)」の印象もあるので、
夕方の「日没」の色も、同じように思えるのですが。
しかしその一方で、
「日没」といえば「青(あお)」、と思う方もおられるかもしれません。
何故なら「ブルーアワー(青い時間)」という時間があるらしいからですね。
Wikipediaによれば「ブルーアワー(blue hour)」とは、
「日の出前と日の入り後に発生する空が濃(こ)い青色に染まる時間帯(じかんたい)のこと」らしいです。
(なので実は「日没(日の入り)」だけではなく、「日の出」に関する話でもあります)
「blue(ブルー)/青い」+「hour(アワー)/時間」→「ブルーアワー(blue hour)/(空が)青い時間」って感じですね。
そのため、この夕方の「日没」後に起こる、
「ブルーアワー」が特に好きだな…という方などは。
「『日没』といえば『青』(ブルーアワー)!」と思ったりするかもですね、
※
ちなみに「空が青い時間」と書くと、
「昼(ひる)の晴れた空も青いじゃん」と思う方がおられるかもですが。
ただWikipediaによれば、「ブルーアワー」の青は、
日中の「明るい青(空色)」とはまた違うもののようです。
ネットで画像などを見て下さると分かりやすいかもですが、
ちょっと濃いめの青…または藍色(あいいろ)みたいな感じもしますね。
なので、あなたがもし「日没(にちぼつ)」の時に、
空を見て「青いな…」と思ったら、それは「ブルーアワー(青い時間)」かも?
日没や太陽を直接観察しようとするのはちょっと危ないですが、
気をつけた上で、その「青(blue)」を眺めてみる、なんてのもいいかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみにWikipediaによれば、「マジックアワー(magic hour)」というものもあるようです。
(こちらは「魔法(まほう)/magic(マジック)」のように芸術的な写真が撮れる「時間(hour)」、ということらしいです)
これは日没(日の入り)後や日の出前に、空が「金色(きんいろ)」などに染まる時間らしいです。
この「マジックアワー」も、本文で書いた「ブルーアワー」も、
どちらも「日の出前、日没後」タイミングと重なりますが。
ただ比べてみた感じでは、
「マジックアワー」の方が「数十分」とある程度長いのに対し、
「ブルーアワー」の方が「直前」に起こるらしいので、こちらの方が短そうです。