生活+英語+社会の話―。
「大晦日だと思ったら、まだ前日だった!」的な話ではありません。
英語では「New Year's Eve(ニュー・イヤーズ・イブ)」ともいうらしい、
一年の最後の日、「大晦日(おおみそか)」と。
夕方(ゆうがた)や晩(ばん)の意味もあるらしい英語、「eve(イブ)」の話を。
前置き。
今日「12月31日」は「大晦日(おおみそか)」ですね。
その年の最後の日で、今年(2023年)最後の日という感じです。
ちなみに和英辞典によれば「大晦日」は、
英語で「New Year's Eve(ニュー・イヤーズ・イブ)」とも言うようです。
クリスマスの前日(ぜんじつ)「クリスマスイブ(Christmas Eve)」のように、
「正月/新年(New Year)の前日(Eve)」という感じがしますね。
さて、こうして「クリスマス」や「正月」に絡めると、
「eve(イブ)」は特別な日の前にしか使わないようにも思えますが。
しかし実際には、「eve(イブ)」は何でもない日にも来たりするようです。
というのも「eve」には、「夕方(ゆうがた)」等の意味もあるらしいからですね。
英和辞典によれば「eve(イブ)」には、
上に書いた「前日」や「前夜」などの意味の他に、
「夕方(ゆうがた)」や「晩(ばん)/evening(イブニング)」の意味もあるとのこと。
(こちらは古い言葉、または詩(し)で使われる言い回しのようです)
なので、この記事を書いている今がちょうど、
「大晦日(New Year's Eve)」の「夕方(eve)」頃なのですが。
ある意味「今は『大晦日』の『イブ(夕方)』!」とか、
「『イブ(大晦日)』の『イブ(夕方)』!」と言えるかもですね。
…でも「大晦日のイブ」や「イブのイブ」と書くと
「大晦日のさらに前日」(正月の前々日)みたいな感じもするので、ちょっとややこしいですね。
※
まあ上に書いたのは割とジョークですが。
でも有名で特別な日に限らず、
毎日「イブ(夕方や晩)」が来る…というのは、ちょっと楽しいかもしれません。
(カタカナ語や特別感が好きな方には特に)
なので、あなたが大事なことに挑む「前日(eve)」や、
あるいは逆に、なんてことない「夕方(eve)」にも。
「今日は私にとって大事な『イブ(前日)』だ!」とか、
逆に「今日は、まあいつも通りの『イブ(夕方)』だな…」
なんて言ってみるのも、楽しいかもですね。
さて、今年も当ブログを読んで頂きありがとうございました。
みなさま、どうぞ良いお年を~。