8/16 生＋諸外：「火曜日（かようび）」を表す外国語７つ＋α！　～今週の外国語セブン～

　生活＋外国語*1（英語などいろいろ）の話ー。

　金曜日企画「今週の外国語セブン」、
　今回は「火曜日（かようび）」を表す外国語７つ＋αについての話を。

　前置き。

　台風（たいふう）の影響で、ちょっとダルいので。
　今日はまだ調べやすそうな、「火曜日（かようび）」を表す外国語を調べてみました。

※

☆「火曜日（かようび）」を表す外国語セブン
①英語*2：「Tuesday（チューズデイ）」
②ギリシャ語*3：「Τρίτη（トリーティ、トゥリーティ）」
③ドイツ語*4：「Dienstag（ディンスターク）」
④ラテン語 *5：「dies Martis（ディエース・マルティス）」
⑤フランス語*6：「Mardi（マルディ）」
⑥イタリア語*7：「Martedì（マルテディ）」
⑦スペイン語 *8：「Martes（マルテス）」

　…って感じですかね。
　ぱっと見、いくつかのグループに分かれつつも、似ている感じです。

　まず①英語「Tuesday（チューズデイ）」に対し、
　②ギリシャ語「Τρίτη（トリーティ、トゥリーティ）」が似ているのが興味深いですね。
　ギリシャ語は独特の響きで、他と似ていないことも多いですし、余計に。

　その他は④ラテン語「dies Martis（ディエース・マルティス）」や
　⑤フランス語「Mardi（マルディ）」など、
　アルファベットの「M／ｍ（エム）」が印象的ですね。

　これはおそらく、
　火曜日の由来である星「火星（かせい）」が「Mars（マーズ）」であり、
　またさらにその由来が、ローマ神話の軍神「マーズ（Mars）」（敬称略）だからだと思われます。

※

　ちなみに、日本語では「曜日（ようび）」と言ったりもするので、
　「火曜日」は「火＋曜日」…つまり「火（ひ）」*9の曜日、とも見えますが。

　しかし国語辞典によれば、「七曜（しちよう）」というのが
　日（太陽）や月、また火星（かせい）などの星（そしてその名前がついた週の七日）…ということらしいです。
　なので、「火曜（火星）＋日」と考えた方が分かりやすいかもですね。
　上記の外国語も、「火星（Mars）」関連の言葉が多いですし。

　なので、外国語の「火（ひ）／英語だとfire（ファイア）」を学んでも、
　意外と「火曜日（かようび）／英語だとTuesday（チューズデイ）」には使わないので、注意が必要かも？

　また逆に、海外の方が日本の「火曜日」…「火」表記に少しとまどうかもなので。
　もしそんな場面に出会ったら、
　「ああ、それは『火（fire）』じゃなくて、『火星（Mars）』のことで…」
　と、教えてあげるのもいいかもですね。

　まあそんな感じで～。

追記
　他にも「火曜日（かようび）」を表す外国語をメモっておきます。

・ロシア語*10：「Вторник（フトールニク）」
・韓国語*11：「화요일（ファヨイル、ハヨイル）」
・中国語*12：「星期二（シンチアー、シンチーアー）」、「周二（チョウアー）」
・インドネシア語 *13：「Selasa（スラサ）」、「hari Selasa（ハリ・スラサ）」

◆用語集
・火曜日（かようび）：
　関連曜日：「月曜日（げつようび）」*14、「水曜日（すいようび）」*15、「金曜日（きんようび）」*16、「土曜日（どようび）」*17、「日曜日（にちようび）」*18
　関連用語：「火（ひ）」、「炎（ほのお）」、「２（に）」*19
　関連記事：『月曜日を表す外国語セブン』、『水曜日を表す外国語セブン』、『金曜日を表す外国語セブン』、『土曜日を表す外国語セブン』、『日曜日を表す外国語セブン』*20、『火を表す外国語セブン』*21、『炎を表す外国語セブン』*22、『２を表す外国語セブン』*23