6/23 数＋諸外：「０（ゼロ、れい）」を表す外国語７つ＋α！　～今週の外国語セブン～

　数学＋外国語*1（英語などいろいろ）の話ー。

　金曜日企画「今週の外国語セブン」、
　今回は数字*2の「０（ゼロ、れい）」*3を表す外国語７つ＋αについての話を。

　前置き。
　これまで数字の「１」～「９」を表す外国語を調べてきたということで。
　今回は「０（ゼロ、れい）」を表す外国語を調べてみました。

※

☆「０（ゼロ、れい）」を表す外国語セブン
①英語：「zero（ゼロ）」
②フランス語*4：「zéro（ゼロ）」
③イタリア語*5：「zero（ゼーロ）」
④スペイン語 *6：「cero（セロ、セーロ）」
⑤ギリシャ語*7：「μηδέν（ミゼン？）」（※ただ昔は無かったという話も）
⑥ラテン語 *8：「nihil（ニヒル）」
⑦ドイツ語*9：「null（ヌル）」

　…って感じですかね。

　今回は、ある程度グループに分かれつつも似ている印象です。
　例えば①英語「zero（ゼロ）」に音もスペルも似た語も多く、
　④スペイン語「cero（セロ、セーロ）」など、少し変わっても似ている語もあります。

　また個人的に面白いのが⑥ラテン語「nihil（ニヒル）」以降ですね。
　これには⑦ドイツ語「null（ヌル）」が似ているだけでなく、
　下記追記のロシア語「нуль（ヌーリ、ノーリ）」や、
　インドネシア語「nol（ノル）」も似ている感じがするからです。
　国や場所が離れているのに、響きが似ているのは興味深いですね。

※

　さて、「０」には「何も無い」、「無（む）」という意味もあるからか、
　マンガやゲームではよく、「全てをゼロにする…」なんて言うボスがいるなど、
　わりとマイナス・破壊（はかい）的な数字っぽかったりもするのですが。

　しかし現実社会では、「０」の活躍（かつやく）は結構多い気もします。
　例えば「１０００」や「０．００１」等の数を表すにも「０」は役立ってますし、
　「１」と「０」の組み合わせだけでも、コンピューターやプログラムに使われたりしますしね。
　（スイッチのオン・オフみたいな感じで）

　そう考えると、「０」は「『無い』」ことを表すことで、
　みんなの役に立つ所が、いっぱい「ある」のかも？
　「『無い』のに『ある』」とは矛盾（むじゅん）っぽくて興味深い気もするので、
　今度「０」という数字を見たら、そんなことを思い出してみても、面白いかもですね。

　まあそんな感じで～。

　関連数字：「０（れい、ゼロ）」、「zeroth（ゼロス）／0th／０番目の」*10、「１（いち）」*11、「２（に）」*12、「５（ご）」*13、「７（なな）」*14、「８（はち）」*15、「９（きゅう）」*16、「１００（ひゃく）」*17、
　関連記事：『数を表す外国語セブン』*18、『１を表す外国語セブン』*19、『２を表す外国語セブン』*20、『３を表す外国語セブン』*21、『４を表す外国語セブン』*22、『５を表す外国語セブン』、『７を表す外国語セブン』、『８を表す外国語セブン』、『９を表す外国語セブン』、『１００を表す外国語セブン』、『時間を表す外国語セブン』*23