6/9 数＋諸外他：「１０（じゅう）」を表す外国語７つ＋α！　～今週の外国語セブン～

　数学＋外国語*1（英語などいろいろ）＋国語の話ー。

　金曜日企画「今週の外国語セブン」、
　今回は数字の「１０（じゅう）」を表す外国語７つ＋αについての話を。

　前置き。
　筆者の体調がイマイチなので、
　データの集めやすそうな、数字の「１０（じゅう）」を表す外国語を調べてみました。

☆「１０（じゅう）」を表す外国語セブン
①英語：「ten（テン）」、（第十の）「tenth（テンス）」
②ドイツ語*2：「zehn（ツェーン）」
③イタリア語*3：「dieci（ディエーチ）」
④スペイン語 *4：「diez（ディエス、ディエース）」
⑤フランス語*5：「dix（ディス）」
⑥ラテン語 *6：「decem（デケム、デーチェム）」
⑦ギリシャ語*7：「δεκα（デカ）」

　…って感じですかね。

　今回は発音やスペルが全体的に似ていた印象です。
　①英語「ten（テン）」や②ドイツ語「zehn（ツェーン）」も似てますし、
　その他の「ｄ（ディー）」で始まる語なども、少しずつ違いながらも似ている感じです。
　追記に回しましたが、ロシア語の「десять（ジェーシャチ）」も似ていますね。

※

　ちなみに筆者は、数字の「１０」を英語の「ten（テン）」や、
　漢数字の「十（じゅう）」と大体同じものとして考えたりしますが。　

　しかし例えば日本語だと、「３０」の発音は「さんじゅう」となり「じゅう（１０、十）」が入ってきますね。
　また「３０」の表記に「１０」は含まれませんが、
　「三十（さんじゅう）」と書くと、「１０」は入らないけど「十」は入ったりもします。
　対して英語だと「３０」は「thirty（サーティ）」になるので、スペルでも発音でも「ten（テン）／１０」は入らないですね。

　そう考えると、「ten」と「１０」と「十」は、
　実は「会話や文の中で出てくる機会が違う」と言えるかもしれません。
　なので、同じようでいて、実は違うものなのかも？

　ややこしくもありますが、（個人的に）興味深くもあるので、
　気になった方は「１０」やその他、
　色んな言語の「数字」を比べてみても面白いかもですね。

　まあそんな感じで～。

追記
　他にも「１０（じゅう）」を表す外国語をメモっておきます。

・ロシア語*8：「десять（ジェーシャチ）」
・韓国語*9：「십（シプ）」、（十個）「열（ヨル）」
・中国語*10：「十（シー）」
・インドネシア語 *11：「sepuluh（スプル）」

◆用語集
・１０（じゅう）【数字】：
　関連数字：「１４（じゅうよん）」*12、「１５（じゅうご）」*13、
　関連用語：「１０月」*14、「十進法（じゅっしんほう）」*15、「十種競技（じゅっしゅきょうぎ）／デカスロン」*16、「decade（ディケイド）」*17、「デシ（deci）」、「単位（たんい）」*18
　関連記事：『１０月を表す外国語セブン』*19、『１４を表す外国語セブン』、『１５を表す外国語セブン』