のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

8/9 社会:愛国心(あいこくしん)と「愛・他国・心」!?  ~「愛・自国・心」と「愛・他国・心」の話~

 社会+ちょっとこころの話ー。
 「愛*1・自国・心」「愛・他国・心」というのは造語です、すみません。
 「愛国心(あいこくしん)」というものについて考えてみた話です。


 「愛国心(あいこくしん)」というのはいわゆる「自分の国*2を愛する心」のことですね。
 社会科とか政治*3とか、道徳*4とかでも出てくる言葉です。
まあこの言葉の中には「なんとなく自分の国が好き」というものから
 「国のためなら死んでも構わない」という気持ちまで、色んなレベルのがありますが。

 で、「愛国心」や「愛国主義」が言われる時、
 時には一緒に「うちの国はすごくて他の国は劣っている」とか、
 「自分の国のものだけを愛そう」みたいな運動がなされることもあるようです。
 なのでしばしば「排外主義(はいがいしゅぎ)」と結びついたりすることもあるようです。
 他のものを排除しようとする動きですね。


 そこら辺の是非は難しいので置いておいて、今回は「愛国心」という漢字に注目してみましょう。


 上で書いたように「愛国心」は普通は「自分の国を愛する心」とされるのですが、
 考えてみると「愛」「国」「心」という漢字*5自体の中には特に「自国」という字は入ってませんね。
 ただ「国」という字が入っているだけです(※まあ省略されているということで)。
 これだと「自国」だけでなく、「他国」のことを指すこともできますね(半ば無理やりな解釈ですが)。

 そして、我々は他国のことを好きになったり、憧れたりすることもあります。
 ではそういう気持ちのことを何と呼べばいいのでしょうか?
 試しに考えてみました。


 他の国を愛する心も、漢字の上では「愛国心」と言えなくもないですが、
 ややこしいのでここでは「愛・他国・心」(愛他国心)としておきましょうか。

 すると「愛・国・心」という漢字で表せる心には、二つのものがあると言えるのではないでしょうか。
 つまり

 ①「愛・自国・心」(あいじこくしん)(自分の国を愛する心)
 ②「愛・他国・心」(あいたこくしん)(他の国を愛する心)


 って感じで。

 まあ本来の意味の「愛国心」とはズレるかもですが、
 よくよく考えるとあるものを好きだからと言って、他のものは嫌っているとは限りません。
 日本の文化*6も他国の文化も好き、とか普通にありますしね。
 その意味では「愛・自国・心」と「愛・他国・心」は実は対立しない(あるいはいつも対立しているわけではない)かもしれません。

 それどころか。
 戦争*7とかになったら「愛・自国・心」の方が大事にされるかもしれませんが、
 そうでない時は「他国のいいところを参考にする活動」とかはきっと大事です。
 そうすることで自分の国が良くなってますます好きになれる、ということがあるとしたら、
 「愛・自国・心」と「愛・他国・心」は実はお互いに高めあえる…ということがあるかもしれませんね。


 どの国が好きか嫌いか、という話になった時は
 「自分の国か他の国か」というだけでなく、
 上のようなことを考えてみてもいいかもしれません。
 

 まあそんな感じで~。





追記
 数学的な場合分け(パターン分け)を使うと、上の「心」をもっと細かく見ることができます。
 「〇〇」「〇△」「〇×」などで考えてみました。
 あと仮の名前を付けてみました。ざっくりなのでご容赦を。


①自分の国は好きだし他の国も好きだ(○○)【博愛主義】
②自分の国は好きだが他の国は普通 (○△)【愛・自国/自国趣味】
③自分の国は好きだが他の国は嫌いだ(○×)【嫌他国的・愛自国】

④自分の国は普通だが他の国は好きだ(△○)【愛・他国/他国趣味】
⑤自分の国は普通だし他の国も普通 (△△)【全部普通】
⑥自分の国は普通だが他の国は嫌いだ(△×)【嫌・他国】

⑦自分の国は嫌いだが他の国は好きだ(×○)【嫌自国的・愛他国】
⑧自分の国は嫌いだが他の国は普通 (×△)【嫌・自国】
⑨自分の国は嫌いだし他の国も嫌いだ(××)【全面的嫌悪】


 あなたはどんな感じでしょう?
 「興味がない」はまあ普通扱いにしておいてください。それを入れちゃうとパターン増えちゃうので
 あとは「好きだけど苦手」とか「嫌いだけどここは好き」とかあるかもしれませんが、
 それをやり始めると無限*8に広がっちゃうのでここでは省略で。


追記2
 ちなみに「愛国心」に似た言葉として「愛郷心(あいきょうしん)」、「愛校精神(あいこうせいしん)」、「愛社精神(あいしゃせいしん)」などがあります。
 世界や地球*9を愛する心というのもありそうですが、「愛地球心」みたいなものは聞かないですね。
 ちぢめて「愛球心」にしちゃうと、なんだかボールや球技を愛する心みたいでちょっと面白いですが。


◆用語集
愛国心(あいこくしん):
 自分の国を愛する心、感情。
 英語では「patriotism(パトリオティズム)」。
 関連する言葉に「ナショナリズム」、「エスノセントリズム」などがある。
 戦争になった時は、しばしば愛国心の強化が図られる。
 ざっくり言うとやる気のある兵隊は強いし、国民全体にも色々なコントロールがやりやすいからである。
 また一緒に相手の国を悪く言ったり、憎ませたりする活動がなされることもある。
 例えば、日本では第二次世界大戦・太平洋戦争期に「鬼畜米英(きちくべいえい)」などの言葉が使われたようだ。
 世界にはいろんなパターンの悪口・ののしり言葉、差別表現があるので、興味がある方は嫌にならない程度に調べてみるのもいいかもしれない。
 ただし、調べたものは日常生活では使わないように注意。
 「戦争」と考えると難しいが、ケンカなどでのテクニックを考えるとわかりやすいかも。
 例えばケンカになったら自分の方を良く・正しく言い、悪口によって相手の評判を落とす、ということはよくなされる。
 そして自分に都合の悪いことは隠す。



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