ゲームの話ー。
勉強とは直接関係ないんですが、お話として溜まってきたのでメモ。
「勉強→休憩の時間に10分ゲーム→勉強」みたいな感じでこの頃やってます。
・判定は簡単ルール*1(大体50%成功)
・制限時間は10分
・キーパーは筆者、プレイヤーは一人(「PC1」と表記)
・世界観は『クトゥルフ神話TRPG』*2的な感じ
※ホラーなので残酷な内容を含みます。実在の色んなものには関係ありません。
あと制限時間が短い&相当ゆるいので『クトゥルフ神話TRPG』的に見るととんでもないことが起こってます。ご容赦を。
◆一連の流れ
①町でドラッグがばら撒かれる事件発生。
調べてみると、ドラッグは人間を「食屍鬼(グール)」に変えてしまう物だと判明。
PC1は倉庫を急襲し、グールを殲滅する。
※この時初期度が一定以上減少。部下も何人か犠牲になったため、
PC1は「グールを見ると急激に憎悪が湧く」という狂気を負う。
↓
②警察の友人と警察署で調査中、襲撃を受ける。
グールらに依頼を受けた蛇人間(へびにんげん)の術によって警察署が異界に送られる。
しかしPC1はなぜか蛇人間と仲良くなりたがる。
判定で成功したので友人になり、現世への帰還を果たした。
あと蛇人間(女)は「レイ」と言う名前になった。 ※PC1発案
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③グール増殖の目的は邪神「ニャルラトテップ」の召喚だと判明。
ドラッグを量産している製薬会社に潜入する。
PC1、残り体力1の瀕死になりながらも、
グールによって行われていた邪神の儀式を止めることに成功。
また警察友人の助力により、会社の陰謀も打倒した。
↓
④前回瀕死となったPC1は病院に入院。
しかし病院で患者の生命力が吸収される事件が発生。
真相は、院長が寿命少ない娘を助けるためのいけにえの魔術だった。
事情を知ったPC1は娘を助けることを決意。
代わりにグールの生命力を与えることなどを考える。
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⑤院長に協力していた魔術師「鳴滝」が登場。
グールの生命力を娘に使うのは危険と説明する。
別提案により、鳴滝による異空間での「ゲーム」を行うことに。
死んだはずの部下たちや、自分自身の幻影に直面するPC1
だがPC1はゲームをクリアし、少女の病気は「鳴滝」に移される。
「鳴滝」は真意が分からぬままそのまま姿を消した。
※最後、レイによって鳴滝は「ニャルラトホテプ」である可能性が説明された。
↓
⑥街でPC1の部下が連続して襲われる事件発生。
正体は魔道書「ネクロノミコン」を探す「深きもの」であった。
人外が好きなPC1は、ネクロノミコンを渡すことを一時約束するも
だがその後、レイにネクロノミコンによる「邪神クトゥルフ復活」の危険を説明される。
PC1は方針を変更、深きものの殲滅を決意する。
※最初PC1が「ネクロノミコン」を渡す約束をしたのは、よくわかってなかったからっぽい。
↓
⑦PC1によって深きものの殲滅作戦発動。
建物に誘い込み、部下を使って一網打尽の作戦。
おおむねは成功したが、魔術を使える1体がネクロノミコンを奪って逃走。
果たしてクトゥルフは復活してしまうのか!?
↓
次回
みたいな感じです。
整合性にこだわらなければ意外とゲームはできるものですな。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・食屍鬼(グール):
『クトゥルフ神話』に登場する怪物。
人間の死体などを食べるアレな生き物。
しかし元人間だったりするのがホラーであり、『クトゥルフ神話』の恐怖の一面を表している。
近年はマンガ『東京喰種(トーキョ-グール)』も有名だが、あんなにスタイリッシュではない。
クトゥルフ神話のグールは「肌がゴム状で犬*3のような醜い生き物」って感じ。
ちなみに『クトゥルフ神話TRPG』のサプリメント『クトゥルフ2020」のシナリオ『奇妙な共闘』にはちょっとした有名人が出る。
・蛇人間(へびにんげん):
『クトゥルフ神話』に登場する種族。
名前の通り蛇と人間を混ぜたような生き物。
冷血であり、人間を下等生物と見下している。
……はずなのだが、上に書いたシナリオではPC1の友人となった。
理由はシナリオ②でPC1が「友達になりたい」と言ったからであり、
なんか判定に連続成功し、「じゃあいいや」と思った筆者のゆるい判断によるものである。
ちなみにそれは警察署襲撃の犯人は蛇人間なので、
横では警察の友人がドン引きしていた(それもPC1は判定でやり込めた)。
現状、上記の蛇人間「レイ」は「面白ければいいや」ということでPC1と行動を共にしている。
普段は術によって人間の少女の姿を取っている。
・異界(いかい):別の世界のこと。
ネットで調べたら英語では「spirit world(スピリットワールド)」「other world(アザーワ―ルド)」という感じだった。
(「異界」というと「あの世」的な感じで捉えられるらしい)
本シナリオでは『クトゥルフ神話』でいう「夢の国(ドリームランド)」的なところを思い浮かべているが、適当。
シナリオ②で警察署が異界に飲まれたが、これは『クトゥルフ神話TRPG』にそういう魔術があるとかないとかではなく、
単に筆者が「普段の風景*4が異界に変わったら危険&格好良くない?」と思ったからである。
ちなみに『ファイナルファンタジー10』には「異界送り」という行為、言葉もある。
・ニャルラトホテプ(Nyarlathotep):
『クトゥルフ神話』における邪神。「ニャルラトテップ」とも。
クトゥルフ神話で大体「強いけど自由に動けない」邪神が多い中、すごく動けるし性格の悪い邪神。
人間に化ける能力を持つのだが、すごいハンサムなのが特徴。
なのでクトゥルフ関係で怪しいハンサムが出てきたら「ニャルさんかな?」と疑ってもそんなに間違いではない。
近年では彼(彼女?)をテーマにしたラノベ『這いよれ! ニャル子さん』が有名。
あといろんなゲームにも出ている。『ペルソナ』シリーズとか『パズドラ』とかにも出てる。
関連用語:「外神ナイアルラ」*5、「輝くトラペゾヘドロン」*6、「アバター」*7、「アルターエゴ」*8、「シェイプシフター」*9
関連名称:「ヴィシュヌ」*10
・
関連用語:「CQC」*11
・鳴滝(なるたき):
ちなみに上記シナリオ⑤で登場した「鳴滝」もニャルラトホテプの化身である、という設定。
(シナリオ③で呼び出されようとしていたものとは別物)
登場理由は筆者が「娘さんにグールの生命力を注いだらグールになりそうでやばい」と思ったため。
鳴滝的には放っておいてもいいのだが、シナリオ③などの事件を解決したPC1に興味を持ち、
「ちょっと遊んでみようか嫌がらせしつつ」というのがシナリオ⑤の大枠。
結果、少女の不治の病気が鳴滝に移された(頑張ったごほうび)。
もちろん彼にとっては痛くもかゆくもない。
・院長の魔術:
当初は、娘の寿命を伸ばすという意味で邪神「クァチル・ウタウス」の召喚を考えていた。
(『クトゥルフ神話』における時間を操る邪神)
院長の魔術が成功してしまうと、病院全体がいけにえにクァチル・ウタウスが召喚。
その後、院長が自滅するか、娘が永遠の生命を得る(ただし人間体とは限らない)みたいな。
だが、ゲーム時間の都合などでシンプルに「生命力吸収」魔術となった。
あとで調べなおしたらクァチル・ウタウスの召喚本は「読むだけで老化する」とか書いてあるので、まあシンプルにして良かったかもしれない。
・ネクロノミコン:
『クトゥルフ神話』におけるヤバい魔導書(まどうしょ)。
またの名を『アル・アジフ』とも。和名では「死霊秘法(しりょうひほう)」とも。
読んだら気が狂ったりする。でも大事な魔術とかも一杯書いてある。
世界に数冊レベル*12の貴重品。
『クトゥルフ神話』ではかなりメジャー(有名)なものなので上記シナリオ⑥でゲームに出してみたが、
PC1はその重要性などを知らなかったらしく
「見つけたら渡してあげるね!」みたいなことを深きものに対して言ってくれた。
筆者の説明が足りなかったのが原因だが、ビビった。
ちなみにこれを探すためにシナリオを1つ組もうかと思っていたが、
シナリオ⑦で深きものを罠にはめるために、PC1に
「蛇人間のレイさんが持ってることにしてください」と言われたのでそういうことになった。
いつの間に手に入れたんだ、レイさん。こんなこともあろうかと用意しておいたよ
ちなみにゲーム『斬魔大聖デモンベイン』(※元々は18禁、注意)では人間態の「アル・アジフ」(ネクロノミコン)が登場する。
ちなみに美少女化している。あとストーリーには巨大ロボもいっぱい出る。盛りだくさん。
関連用語:「図書館(としょかん)」*13、「ネクロマンサー」*14
・深きもの:
『クトゥルフ神話』における半魚人(はんぎょじん)*15。
魚*16臭くて醜い、ということが原作レベルで書かれている可哀想な種族。
シナリオ⑥ではPC1と仲良くなれそうだったが、
方針転換したPC①がシナリオ⑦で皆殺しにかかったため、大分恨んでいそう。
・クトゥルフ:『クトゥルフ神話』における邪神。
深海で眠っているとされる。こいつが起きたら地球がヤバい。
「深きもの」にとっての神的なものであり、クトゥルフ復活が深きものの悲願。
邪神「ハスター」*17と半兄弟であるにもかかわらず仲が悪いので、よく対立したり邪魔されたりする。
こっちも『パズドラ』に出演していた。
*1:「簡単ルール」については8/23 ゲーム+学習:現場でやったゲームの話 ~ざっくり簡単TRPG~ - のっぽさんの勉強メモ参照。
*2:『クトゥルフ神話TRPG』については8/3 学習:ゲーム/テストの点数がキャラを強くする!? ~点数反映ゲーム~ - のっぽさんの勉強メモ参照。
*3:「犬(いぬ)」については 12/29 国+理:「犬(いぬ)」も「侍(さむらい)」になりますか? ~「犬侍(いぬざむらい)」と「文化(ぶんか)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「風景(ふうけい)」については 3/27 国語:「意味(いみ)」の景色 -scenery of means(シーナリー・オブ・ミーンズ)- - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:カードゲーム『遊戯王』の「外神ナイアルラ」については 2/17 学習+ゲーム:『遊戯王』の「召喚方法」で勉強が進む!? ~証明や不等式~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「輝くトラペゾヘドロン」については 9/23 歴+ゲーム:エジプトの女王「ニトクリス」の話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「アバター」については 12/15 学+ゲーム:まるでゲームみたいな学校生活!? ~「サイバー学習国」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:「アルターエゴ」については 6/2 社+英他:我(われ)思う、ゆえに「エゴサ」!? ~「エゴ(ego)」と「エゴサ」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:姿を変える怪物「シェイプシフター」については 9/7 英語:色んな「shift(シフト)」の話! ~バイトの「シフト」、「タイムシフト」、「パラダイムシフト」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:数多くの化身を持つヒンドゥー教の神「ヴィシュヌ」については 6/17 社+ゲーム:「女神(めがみ)」がテストを助けてくれる!? ~「ラクシュミー」と「吉祥天(きっしょうてん)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:先頭に関する用語「CQC(シーキューシー)」については 9/15 英+国:「近接未来(きんせつみらい)」の調べメモ ~あと「近接戦闘(きんせつせんとう)」とかの話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:「レベル」については12/1 数学:「文章題(ぶんしょうだい)」は難しい - のっぽさんの勉強メモを参照。
*13:「図書館(としょかん)」については 5/14 生活:図書館(としょかん) is 無料エアポート(空港)!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*14:「ネクロマンサー」については 7/14 数+ゲーム:『シャドウバース』で確率を考える! ~投入カード枚数と初期手札編~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*15:「半魚人(はんぎょじん)」については 1/7 英語:「バーメイド(barmaid)」と「マーメイド(mermaid)」! ~「女給」と「人魚」と、あとマーライオン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*16:「魚(さかな)」については 1/9 英語:素材(そざい)/生物(せいぶつ)系あれこれ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*17:「ハスター」については 10/27 英語:色んな「スター」 ~ハムスターとシスターのポスター~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。