国語+英語+こころの話―。
誰かの世話をすること・人を表す語「付き添い(つきそい)」と、
それに対応する英語の一つ、「attendant(アテンダント)」等の話を。
少し「cabin attendant(キャビン・アテンダント)/客室乗務員(きゃくしつじょうむいん)」の話もしつつ。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
一昨日に「突き出し(つきだし)」という語について書いた後、
似た語の「付き添い(つきそい)」が気になったので、調べてみました。
※
まず「付き添い(つきそい)」とは、
誰かの世話(せわ)をするためについていくこと・人を指す語ですね。
例えば「ケガ人の付き添い」とか、「子どもの付き添い」などで聞く印象です。
そんな手厚い(てあつい)感じもする「付き添い」ですが、
英語にすると、さらに「豪華(ごうか)」な感じもするかもしれません。
というのも、英語では「attendant(アテンダント)」とも言うらしいからですね。
正確には、和英辞典で「付き添い」を調べると、
「付き添うこと」としては「attendance(アテンダンス)」、
「付き添う人」には「attendant(アテンダント)」という訳が、それぞれあったりしました。
(※それぞれ対応する英語は一つだけではなかったので、ご注意を)
ちなみに英和辞典によれば「attend(アテンド)」には
「世話をする」とか「偉い人(貴人)に仕える」的な意味があるようです。
なので上に書いた「付き添い」系の内容も、それらに関係していそうですね。
で、この「attendant(アテンダント)」という英語は、
飛行機(ひこうき)の中で色々世話をしてくれる職業…、
「cabin attendant(キャビン・アテンダント)/客室乗務員(きゃくしつじょうむいん)」の名前にも、使われている語だったりします。
そのため、「付き添い」→「アテンダント」と言い換えるだけでも、ちょっと豪華なサービスが受けられそうな気もしますね。…多分気のせいですが。
なので例えば、あなたの側に困っている人がいて、
その人の「付き添い」をすることになった…という場合。
「あなたは『アテンダント(付き添い)』になった!」とも言えるかもですね。
…なんか「私が『キャビンアテンダント』に(なるの)…!?」みたいに誤解しそうな文ですが。職業系マンガの第1話みたい
※
ちなみに、ある人が病気・ケガやトラブルで困っている時、
(専門やプロでなければ)周りの人にできることは、そんなに無かったりするかもしれません。
なので「付き添ったけど、役に立てなかったな…」と思うこともあるかもです。
(※筆者も似たようなことを、何度か思った記憶があります)
でも例えば、筆者自身の場合で考え直しますと。
それこそ病気やケガ等で困ったときには心細く、寂しくなりやすいので、
周りに「付き添い」の人がいるだけでも、少しホッとした…という記憶もあります。
(※もちろん、思うことは人によって異なると思います)
なのであなたが、困っている誰かの「付き添い(アテンダント)」になった時、
「何か…役に立つことをしなきゃ…」と焦ったりするかもですが。
でも付き添ってもらっている人自身は、
案外「あなた」が「いる」だけでありがたい…なんて、思ったりもするかも?
まあそんな感じで~。