生活＋英語の話―。
タイトルに並べてみましたが、正式に逆の語というわけではありません。ご注意を。
うまく使えていない空間（くうかん）、「デッドスペース（dead space）」と。
その逆（ぎゃく）っぽくも見える語、
「living space（リビング・スペース）／生活空間（せいかつくうかん）」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
まず「デッドスペース（dead space）／デッド・スペース」とは、うまく使えていない空間（くうかん）などのことですね。
例えば家具（かぐ）同士、また壁（かべ）と家具のスキマ（隙間）とかって感じです。
「活（い）かせていない空間」、「無駄（むだ）になった空間」と考えても分かりやすいかもですね。
ちなみに英語の「dead（デッド）」は「死（し）んだ」や「動（うご）きのない」、
「space（スペース）」は「空間」や「場所（ばしょ）」等の意味があるので、
「動きのない（dead）場所（space）」→「デッドスペース（dead space）」くらいの感じですかね。
で、そんな「デッドスペース」について、
ふと「逆（ぎゃく）の語は何だろう？」と思って調べていたのですが。
その中で見つけた語が、ちょっと面白かったりしました。
というのも「生活空間（せいかつくうかん）」という物があったからですね。
具体的には、英和辞典で「dead（デッド）」の逆の語として
「living（リビング）／生きている、生活の」が載っていたのですが。
その「living（リビング」を調べてみると、関連語として、
ちょうど「living space（リビング・スペース）／生活空間（せいかつくうかん）」というものがあったからですね。
まあ、上記「dead space」と「living space」の関係は不明であり、
さらにいえば直接的に関係はなさそうですが。
でもちょうど「living⇔dead」で、両方に「space」がついているのがそれっぽいですね。
なので「『デッドスペース（dead space）』の『逆』は何ですか？」という質問があったら。
英語では「living space（リビング・スペース／生活空間）』！」と答えるのも、（少しジョークっぽくて）面白いかもですね。
…日本語だとちょっとチグハグで、答えになってない感もありますが。
※
ところで、４月もそろそろ半（なか）ばとは言え、
まだ春（はる）の「新生活（しんせいかつ）」っぽい時期ではありますね。
その意味では、「引っ越し」や「一人暮らしの開始」などで、
それこそ「生活空間（せいかつくうかん）」や、
「デッドスペース」の管理に悩んでおられる方も、おられるかもです。
なので「片付け頑張らなきゃ…テンション上げたいな…」なんてことがあれば。
「『デッドスペース（dead space）』を、快適（かいてき）な『生活空間（living space）』に変えてやるぜ！」なんて、
「デッドスペースを『逆転』させるゲーム」っぽく考えてみても、楽しいかも？
まあそんな感じで～。
追記
ちなみに「デッドスペース（dead space）」は、手元の英和辞典には載っていなかったのですが。
でもネットを見た感じでは、英語として存在しており、
特に和製英語（わせいえいご）という訳でもなさそうでした。
…ちなみにＳＦホラーゲームで『Dead Space（デッドスペース）』という作品があるので、
ネットで「dead space」検索すると、まずそちらが出てきてしまうのが難でしたね。
追記２
ちなみに「デッドスペース」は「dead（デッド）／死んだ」が入ってて少し怖いですが。
ただ日本語でもけっこう「死（し）」…
…というか「生命が死んでないのに『死』の字が入っている語」もあったりします。
例えば国語辞典によれば、日本語でも「死蔵（しぞう）」…使わないで（むだに）しまっておくこと等の語があるようなので、似た感覚かもしれません。
あと野球（やきゅう）の「デッドボール」、「死球（しきゅう）」などもそれぞれ有名ですね。
