のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

1/9 こころの話:世界はまだあなたを知らない

 ※今回すごい長文注意!

 格好いいタイトルが書きたかったんや(そろそろテンプレ)。
 別に有名・無名の話ではなくて、
 まあ「自分のことって分かってるようでわからんよねー、自分でもこんなんじゃ人はよりわからんだろうね」ってことです。

 僕もかれこれ30年くらい生きて(生きさせてもらって)いますが、
 自分がどんな性格なのか、
 自分に何ができるのか、できないのか
 何が好きで何が嫌いかって、未だによくわかりません。


 小さいころや若いころの予想は、ことごとく裏切られましたしね。
 いやー、人生設計は狂いまくりです(汗)。
 「自分はもっとできるって思ってた…」ってこともありますし、
 「お、意外と何とかできてるな」ってこともあります。
 ま、それは僕の見込みが甘かっただけかも知れませんが。


 いずれにせよ、「自分についての説明書」がどっかにある訳ではありません。
 洗濯機とかなら、買った時に付いてくるんですけどねー。説明書が。
 だから人は、経験から何となく「自分は嬉しい時にはこうなる」「悲しい時にはこうなる」ってのを判断する訳ですが、
 当然「まだ経験したことのないこと」って判断できないんですよね。
 例えば病気をしたことない人は「病気」になった時の感覚は分からず、
 失敗*1したことのない人は「失敗」の感覚は分からないわけです。
 だから必ず「分からないこと」が出てくる。
 「90歳の自分の感覚」さえ、「90歳」になってみないと分からないわけです。

 ましてや我々は生きているので、性格や能力は日々、変化します。
 思い出一つで好みが変化することもいっぱいあります。
 その意味では、十年先、一年先、明日の自分の変化だって分かりません。
 つまり、生きている限り、無限に新しい自分になっている可能性があるのです。
 (そしてそれが生きているってことです、多分)
 だから、一番身近に思える「自分のこと」でさえ、多分完璧には説明できないのです。


 そして、一番あなたと一緒にいる「あなた」でさえそうなんだから、他の人はよりあなたのことを知りません
 人の方がよく見てることもあるかもですが、それも全部ではありません。
 だから誤解もすれば、過小評価もしますし、逆に過大評価をしたりすることもあるでしょう。
 そういう意味では、いつでも「あなたについて知っていること」から判断するしかないのです。他の人も。

 中には「色んな人に当てはまる理屈」「世の中のセオリー」を引き合いに出す人もいるかもしれません。
 「人間ってのは~だ」「世の中というのは~だ」「だからお前も~しろ」っていうアレですね。
 言われてる側にしたら「知らねーよ!」って思うことも多いですよね。
 ま、当然それは「誰かの経験」であって、あなたに当てはまるとは限りません。逆に言えば、外れているとも限りませんが。
 ともあれ「こうすれば必ず成功しますよ!/失敗しますよ!」なんて書かれた『あなたの説明書』はないわけです。


 だからタイトルを(ポエミーに)続けるならこんな感じになります。
 「世界は、まだあなたを知らない。
  私も、まだあなたを知らない。
  あなたも、まだあなたを知らない。」

 ま、すごい簡単に言うと
 「誤解されてもドンマイー」てことかもしれません。
 ていうか「よくあるよくある。自分でさえわからんのだから」って感じですかね。
 言ってみれば他の人は「あなたについての情報量が少ない」ので、限界が出るのですよ。
 だからそれを補う意味も込めて様々な「タイプ」「型」に当てはめたりしつつ、話をするわけですが、それはあなたそのものではないので、どうしてもズレが生じるってわけです。


 まあ自分について分からないことが多いってことは、不安のタネでもありますが、
 逆に言えば、あなたが考えているより、いつもあなたは「豊か」だとも言えます。
 だってあなたに未来のことが分からないなら、
 いつでもそこには、「未来に生きる、あなたの知らないあなた」の可能性があるってことですから。
 ま、実際に「明日」になった時、思ったよりは良くなくて、がっかりすることもあるわけですが。それもご愛敬(あいきょう)。


 
 そして「世界はあなたを知らない」っていうとちょっと寂しい気分になりますが。
 逆に言えば「まだまだ世界は、あなたにとって生きやすくなるかもしれない」とも言えます。
 ここら辺も、今回主張したいところですね。
 だって世界があなたを完璧に「知って」いて、あなたにフィットするように頑張って頑張って、それでもなお「生きづらい」なら、それ以上はやりようないですが。
 世界はあなたのことをろくに知らないし、あなた個人のために作られたわけではないし、なので、まだまだ余力を残しているのです。
 逆に「やってくれよー」と言っただけでは動いてくれませんけどね。
 だから「なんか世界生きづらいなー」と思ったとして、その問題を解決できるとしたら、または世界を一番「あなたにフィットするように」変えらえるとしたら、多分あなたなのです。
 誰かがあなたの願いをかなえてくれる可能性もありますが、それがあなたにぴったりフィットする可能性は小さいわけで。
 だったら、自分でやっちゃうのが一番早い、とも言えます。
 だからって「革命*2を起こすぜヒャッハー!」とか言いながら人を傷つけるのはダメですが。
 あなたが好きなもの、嫌いなものを伝えていくだけでも結構違ったりするかな、と思います


 ともあれ。

 さて、あなたはどんな人でしょうか?
 あなたが何が好きで、何が嫌いですか?
 それは明日には変化しているかもしれませんが、考えることは無駄ではありません。
 全体がガラッと変わる訳でなければ、昨日考えたことのいくつかは使えます。
 パソコンで言うと、アップデート*3を続けているようなものです。
 あなたについての説明書がないなら、多分、それに一番近いものを作れるのはあなたです。

 ゆっくりと自分を知りながら、
 今日嫌いなものが、明日好きになれるなら。
 今できないことが、未来にできるようになるなら。
 そんなに素敵なことはない、と思うのです。

 あるいは一歩進んで、
 今日嫌いなものを、明日好きに「できるように」。
 今できないことを、未来に「できるようにするために」。
 いったい何が必要なのか、って考えることは、一つの楽しみともいえるでしょう。

 何かを説明しきることが一番大事なことではないですが。
 「自分はどんな人なのか?」っていう探求は、楽しい一面をもっています。
 願わくばその道に、喜びの多からんことを。

 てな感じで~。


追記

 ちなみに生物*4としてのレベル*5でも、似たようなことは言えます。
 例えば何かで失敗して「これができないんだ!俺はもうだめだ!」って思った時だって、
 あなたの心臓は動いていて、静かにあなたの存在を保っている。
 体全体が、未来のあなたへの準備をしている。
 脳科学とかで言われることだと思いますが、
 我々の「意識(いしき)」とか考えていることというのは、我々のほんの一部です。
 「あなたの知らない力*6」「意識してない力」ってのが、いくらでもあるんですね。
 そういったものがあなたを支えているわけです。


◆用語集
・世の中のセオリーを引き合いに出す人:「自慢話をしたい人」や「上から目線で見たい人」が多い気がするが、悪気があるとも限らない。
 なんか押し付けがましく思えても、「こういう風にやればうまく行くはずだから、こいつにもうまく行ってほしい」って気持ちで言っているかもしれない。
 もしそうだとしたら、そう言った方が、相手に話が伝わりやすいと思う。…が、想像なので何とも言えない。


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