9/13 数学：実践！一次関数　～技を式にするゲーム～

　数学の話ー。
　過去記事
benkyoumemo.hatenablog.com
　の続きになります*1。

　上の記事では説明で終わりましたが、今度は実際に解く用の問題を用意してみました。
　前記事を見ながらでいいので、よければ解いてみてください。

問題　
　トムはあるゲームの「技」の「ダメージ」について、数学を使って考えています。
　例えば「（技の）ダメージ」が「１００」なら
　ダメージをｙとすると「ｙ＝１００」という感じです。
　では以下のような場合はどうなるでしょうか。

①「ダメージ＝自分の攻撃力」という技があった時、その関係をｘとｙで表してください。
　ちなみに「自分の攻撃力」は「ｘ」とします。
　（「ｙ＝」の形にするとそれっぽいです）

②ダメージ＝自分の攻撃力＋５０」という技があった時、その関係をｘとｙで表してください。

③「ダメージ＝自分の攻撃力×３」という技があった時、その関係をｘとｙで表してください。

④「ダメージ＝自分の攻撃力×３＋５０」という技があった時、その関係をｘとｙで表してください。

　どうでしょうか？
　分からなくても、答えは下に乗せて置くので大丈夫です。

　まあそんな感じで～。

追記
　今回は「攻撃力」だけを参照していますが
　ゲームによっては防御力とか素早さが高いほど技の威力が高くなる場合もあります。
　その場合、それぞれの能力値によって一番いい技が異なります。
　例えば「攻撃力：３０、防御力：１００、素早さ：５０」のキャラがいたとして。
　そのキャラが「技のダメージ＝攻撃力×３」の技を使うと
　ｙ＝３０×３＝９０、で９０ダメージになります。
　ですが仮に「技のダメージ＝攻撃力＋防御力＋素早さ」みたいな技が使えたら
　Ｙ＝３０＋１００＋５０＝１８０、と、実に２倍ものダメージを叩き出せます。
　なのでゲームでも、使う能力値や関数の関係（×３とか＋１００）とかを見ておくと、結構便利かもしれません。

　これに関してベストな答えは「特化型」と「バランス型」のキャラによって違うことが多いです。
　現実でも「スペシャリスト」「ジェネラリスト」といって似た話があるので
　突っ込むと面白いのですが、そこら辺はまた今度。

【解答】

①問い：「ダメージ＝自分の攻撃力」という技があった時、その関係をｘとｙで表してください。
　　　　ちなみに「自分の攻撃力」は「ｘ」とします。
　答え：ｙ＝ｘ

②問い：「ダメージ＝自分の攻撃力＋５０」という技があった時、その関係をｘとｙで表してください。
　答え：ｙ＝ｘ＋５０

③問い：「ダメージ＝自分の攻撃力×３」という技があった時、その関係をｘとｙで表してください。
　答え：ｙ＝３ｘ

④問い：「ダメージ＝自分の攻撃力×３＋５０」という技があった時、その関係をｘとｙで表してください。
　答え：ｙ＝３ｘ＋５０

◆用語集
・スペシャリスト（specialist）：
　専門家。ある分野のことをよく知っている人。
　ビジネスでは「専門職（せんもんしょく）」などという意味。
　「special（スペシャル）」*2が「特別な」という意味の形容詞なので
　まさに「その分野に特別力を注いでいる人」みたいな。
　後述の「ジェネラリスト」と対比する時は、その「ある分野に強いが他には弱い」という印象になる。
　どっちも一長一短。もちろん両方を兼ね備えている場合もある。
　関連用語：「官僚制（かんりょうせい）」*3、「天才（てんさい）」*4
　関連自作ゲーム：『○○と□□のあいーだ』*5

・ジェネラリスト（generalist）：
　広い知識を持つ人。
　ビジネスの世界*6では「総合職（そうごうしょく）」などともいう。
　「general（ジェネラル）」*7は「一般的な」「全般的な」という意味。
　会社の上層部などは色々広い範囲のことを決めなきゃいけないのでジェネラリスト的だと言えよう。
　前述の「スペシャリスト」と対比する時は、「広く知っているが浅い」という印象になる。

　ちなみに「スペシャリスト」か「ジェネラリスト」だけでチーム組んじゃうと
　スペシャリストチームは「ある状況にめっちゃ強いが、想定外にめっちゃ弱い」
　ジェネラリストチ－ムは「広く対応できるが、どれもパワー不足になるかも」という感じになる。
　なので、「万能にして最強」みたいな人がいなければ
　チームとしてはどちらの人材も入れておいた方がよいと思われる。
　そこら辺は過去記事
4/5 社＋理：多様性（たようせい）の話～魔王・細胞・金～ - のっぽさんの勉強メモ
 2/4 社会：魔王軍経営ゲーム／指示をください、魔王さま！ - のっぽさんの勉強メモ
　で書いているので、良ければご覧ください。
　関連用語：「オールラウンド（all-round）」*8