国語の話ー。
ひっくり返すと別の意味になる熟語(じゅくご)の話です。
大抵の熟語は漢字*1の意味が絡まっているので、
ひっくり返すと、意味が通らなくなるものも多いですが。
中にはちょうど、別の意味になるものもあります。
例えば
会話(かいわ)→話会(わかい/話し合う会)
みたいな。
他にも以下のようなものがあります。
・化石(かせき)*2→石化(せきか)*3
・背中(せなか)→中背(ちゅうぜい)
・動脈(どうみゃく)→脈動(みゃくどう)
・手相(てそう)→相手(あいて)
・花火(はなび)→火花(ひばな)
・節分(せつぶん)*4→分節(ぶんせつ)
・線路(せんろ)→路線(ろせん)
・会社(かいしゃ)→社会(しゃかい)*5
……って感じですかね。
上に挙げたのは一部なので、探せばまだまだありそうです。
「同じような漢字を使っているのに、どうして意味が違うのか?」
と考えてみると、1つの漢字の色んな意味や使い方が見えてきたりします。
遊びのような感じですが、まじめにやってみると
結構勉強になったりするかもしれません。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・花火(はなび):
「火薬(かやく)」*6を使って、いろんな色の火を楽しむもの。
英語では「fireworks(ファイアワークス)」。
関連用語:「花火師(はなびし)」*7、「着火(ちゃっか)」*8、「花(はな)」*9、「祭り(まつり)」*10、「薬研(やげん)」*11、「導火線(どうかせん)」*12、「鍵屋(かぎや)」*13、「玉屋(たまや)」、「爆竹(ばくちく)」
*1:「漢字(かんじ)」については 6/6 国語:まとめ・システムとしての漢字 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「化石(かせき)」については 7/31 歴史:スポット・ヒストリー ~その土地の歴史~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「石化(せきか)」については 10/3 英語:ゲームの「ステータス異常」についての英語 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「節分(せつぶん)」については 2/3 国+歴:豆(まめ)は「魔目(まめ)」で「魔滅(まめ)」ですか!? ~「節分(せつぶん)の話」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「社会(しゃかい)」については 3/3 国語:運命(うんめい)、神(かみ)、そして社会(しゃかい) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「火薬(かやく)」や「爆竹(ばくちく)」については 1/24 社+理他:「爆竹(ばくちく)」は「妖怪(ようかい)」への「対策(たいさく)」ですか? ~「爆竹」と、妖怪「山魈(さんしょう)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「花火師(はなびし)」については 7/25 英:「花火師(はなびし)」は炎のテクニシャン!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:「着火(ちゃっか)」については 1/11 英+理他:「着火(ちゃっか)」についての英語7つ+α! ~今週の英語セブン2~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:「花(はな)」については 5/27 国語:花(はな)の王、花の宰相(さいしょう)、花の神(かみ)!(5・7・5っぽい) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:「祭り(まつり)」については 7/20 英語:「夏祭り(なつまつり)」関係の英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:花火の火薬を擦る道具にも使ったという「薬研(やげん)」については 1/25 英+家:「薬(くすり)」に関わる英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:「導火線(どうかせん)」については 2/23 理+英他:「ヒューズ(fuse)」と言えば「導火線(どうかせん)」ですか? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*13:江戸時代の江戸の二大花火師、「鍵屋(かぎや)」と「玉屋(たまや)」については 8/5 国+歴:「かぎや」も「たまや」も「屋号(やごう)」ですか? ~「屋号」と「花火(はなび)」の掛け声の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。