のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

12/14 数+社:「1+1」は「2」ではない!? ~時間差と回復力の話~

数学+社会の話ー。計算ができなくなったわけではないのでご安心を。
「変な数学」シリーズで、回復力などの話です。
いつものようにタネがあります。


前置き。
昨日の記事の後半ではカロリーや回復力の話をちょっとしました。
エネルギーが、人間の利用しにくい形になってしまう、という問題ですね。
そしてその間に、人間がダメージを受ける(餓えてしまう)という話でしたが。

これは過去記事で書いてきた「オーバーする(超える)」という話でもあります。
この場合は「回復力のオーバー」ですね。
自然の回復力を、人間の活動が色々オーバーしてしまうことで、色んな資源が尽きてしまう、ということです。


これは人間自身の体についても言えます。
例えば、人間などの生物は傷ついても、生きていればある程度は治ります。
しかし一定以上の傷やダメージを一度に受けると死んでしまいます。

RPG的に言えば、HPが「10」あるキャラがいるとして。
途中で回復を挟めるなら、「1ダメージ」の攻撃を10回くらっても、倒れないでしょう。
しかし一度に「10ダメージ」食らったら、そのキャラは倒れてしまいます。

つまり「(時間を置いての)1×10ダメージ」は「(一度の)10ダメージ」とは違う、ということですね。
同じように最大HPが「2」のキャラで考えるなら、
「(時間をおいての)1+1ダメージ」は「2ダメージ」とは違うことになりますね。
言うなれば「1+1」≠「2」ってわけです。
正確には「1+(回復によりダメージー1)+1」≠「2」みたいな感じですが。


これはまあ言葉遊びに近いですが。
さて、あなたが今何かを頑張っているとして、それは一度に何かの「限界」を越えてはいないでしょうか?
しきい値*1の記事でも書きましたが、「9ダメージ」と「10ダメージ」の間には、思ったよりも大きな違いがあるかもしれません。
回復力を越えてしまえば、回復システム自体がダウンしたり、一気に悪いことが起きてしまうかもしれません。


もちろん頑張ることも大事ですが、その前や途中で
「自分のHPや回復力はどれくらいか?」ということを考えてみると、より気分よく進めるかもしれませんね。



まあそんな感じで~。



関連用語:「環境(かんきょう)」*2、「ブレーカー」*3、「五行(ごぎょう)」*4、「生態系(せいたいけい)」*5、「キャパシティ」*6


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