のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

2/5 歴史:「王様の耳」は超すごい!? ~「王の耳」と「ダレイオス1世」の話~

 歴史の話ー。
 昔のペルシャであった「王の耳」「王の目」と呼ばれる役職、
 またそれを始めたとされる「ダレイオス1世」についての話です。


 昔の物語には「王様の耳はロバの耳」というものがありますが。
 世界史の用語集を読んでいたら「王の耳」という用語を見つけました。

 具体的には、昔のアケメネス朝ペルシャ王国では「王の耳」と「王の目」という役職があったそうで。

 それを始めたのはアケメネス朝の「ダレイオス1世」という王様*1です。
 自分の委任した「サトラップ」という知事(ちじ)・総督(そうとく)を見はったり
 地方の様子を知るために、人を派遣したそうで。
 その役職が「王の耳」とか「王の目」という名前だったそうです。
 Wikipediaを読む限り、「王の耳」はなんか「密偵(みってい)」*2、つまりスパイらしいので
 日本では「忍者」*3を派遣するみたいな感じですかね。


 日本でも豪族とか、守護・地頭でも放っておくと悪いことしだす人はいたみたいなので、
 見張っておくのは何となくいいように思えますね。
 (勿論独裁や恐怖政治もあり得るので、いいことばかりとは限りませんが)

 あとWikipedia読む限り、
 ダレイオス1世は征服地では割と「寛容主義(かんようしゅぎ)」を取っていたり、
 「王の道」と呼ばれる道*4も整備したおかげで交通の便が良くなったともいいます。
 『世界史B用語集』によれば「王の道」は、軍事だけでなく経済と治安維持にも役立ったそうです。すごい。


 「王の耳」、「王の目」、「王の道」…と「王」シリーズがすごいですが。
 もし当時のペルシャに住んでいて、民がこれらに守られてることを実感したら、
 「王様の耳はロバの耳ー!」ならぬ
 「『王の耳』って超すごいんだぜー!」みたいなことを言う人もいた…かもしれませんね。


 まあそんな感じで~。



追記
 このダレイオス1世は「ペルシア戦争」を起こした人物でもあり、
 以前紹介した「レオニダス一世」*5が死亡した「テルモピュライの戦い」に攻め込んできた方でもあります。
 なので過去記事とかから「レオニダス1世」側(スパルタ)に感情移入していると、ついダレイオス1世側(ペルシャ)は悪者に見えやすいかもしれませんが…
 物事にはいろんな側面がある、ということですかね。



◆用語集
・『王様の耳はロバの耳』
 関連人名:「ミダス王」*6


・王の耳、王の目:
 ちなみに女性向けライトノベル『首の姫と首なし騎士』にはこれに関する名前のものが登場する。
 ペルシャのそれと比べてみても面白いかもしれない。

・ダレイオス1世:前550年頃 - 前486年。
 (ペルシャ王国)アケメネス朝の王。名前は「ダリウス1世」とされることもある。
 ちなみにゲーム『Fate/Grand Order』には「ダレイオス三世」が出演していたりする。
 関連人名:「セミラミス」*7

・ダレイオス三世:紀元前336年 - 紀元前330年。
 アレクサンダー大王*8との戦いに敗れ、逃走中に部下に暗殺された。

・ダレイオス三世(Fate):
 上記のダレイオス三世をモデルにした、ゲーム『Fate』でのキャラクター。
 巨大な体でしかも真っ黒というすごい外見。
 クラスが「バーサーカー*9であるため、「狂化」というスキルがついており、ぶっちゃけほとんどなに言っているかわからない。
 スキルがついていても喋れるキャラもいるのだが…。
 しかも『Fate/Grand Order』OPの「色彩」のMVでは思いっきり口から火を吹いている。すげえ。
 ちょっと格闘ゲームストリートファイター』のダルシムを思わせる 
 担当声優は「安井邦彦(やすい・くにひこ)」さん。

・知事(ちじ):
 ある場所・区画を管理する長。
 英語では「governor(ガヴァナー)」。
 日本では都道府県のトップをいう。

・総督(そうとく):
 やはりある範囲を治める役職。
 英語では「governor‐general(ガヴァナー・ジェネラル)」。
 日本では色んな海外の役職にこの言葉が当てられいるが、その中身は多様。


・王の道:
 「宿駅(しゅくえき)」や「駅伝制(えきでんせい)」が整備されていたらしい。
 つまり「ある程度行ったら町があり」、「馬を取り換えられることを保証されている」ということである。
 昔の時代にこれはなかなかすごい安心感。

ペルシア戦争:紀元前499年-紀元前449年。
 アケメネス朝ペルシャギリシャ地方へ侵攻した戦い。
 関連地名:「アテナイ*10

安井邦彦(やすい・くにひこ):
 日本の男性声優さん。
 上記の「ダレイオス三世」の他には『Fate/Grand Order』の「ヘクトール*11などなどの声を担当しておられる。


benkyoumemo.hatenablog.com

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*1:「王(おう)」については 5/25 国語:鉞(まさかり)/魔王とマサカリと金太郎! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:密偵(みってい)」や「スパイ」については 5/11 英語:人を助け、命を救う「盗み」!? ~「スパイ(spy)」についての話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「忍者(にんじゃ)」については 2/21 算数:鎧(よろい)を安く買って得をする!? ~セールとゲームと身近な算数~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「道(みち)」については 7/27 英語:色んな「ロード」の話! ~road,load,lord,~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:「レオニダス一世」については 1/25 歴+家:スパルタ王とチョコレートの関係!? ~「レオニダス1世」と「レオニダス」(店)~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:耳をロバの耳に変えられた王様「ミダス王」については 11/20 社+生:「妊婦加算(にんぷかさん)」についての話 - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:アッシリアの女王「セミラミス」については 2/14 歴史:「空中庭園(くうちゅうていえん)」は浮いてますか? ~女王「セミラミス」と空中庭園~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:アレクサンダー大王」については 12/26 歴史:ここもあちらも「アレクサンドリア」!? ~「アレクサンダー大王の町」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:バーサーカー」については 5/25 ゲーム+歴:勇気(ゆうき)、元気(げんき)、狂気(きょうき)!? ~狂戦士(きょうせんし)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*10:アテナイ」については 12/18 社会:なんだか強そうなギリシャ料理の名前! ~ドルマダキア、スジュカキア、バクラヴァス~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*11:ヘクトール」については 9/3 社+ゲーム:ゲームで見た歴史・神話的な名前メモ ~「オルクス」と「ヘクトール」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。