理科+英語+体育の話ー。
「太もも」を意味する「サイ(thigh)」の話を、
動物の「サイ(犀)」と絡めつつ。
思い付きなので割と雑な文です。ご容赦を。
前置き。
昨日ちょっと「筋肉」について書いているうちに
ボディビルの「アブドミナル・アンド・サイ」というポーズについて連想したので、
ちょっと「サイ(thigh)」こと「太もも」などの話を。
※
以前に「体」に関わる英単語で書いたのですが、
「thigh(サイ)」というのは「太もも(ふともも)/太腿」のことらしいですね。
上記の「アブドミナル・アンド・サイ」というポーズは
「abdominal and thigh(アブドミナル・アンド・サイ)」であり、
ざっくり言うと「腹筋(ふっきん)と太もも」の筋肉を見せるポーズのようです。
(※ただ辞書によれば「abdominal」は「腹部(ふくぶの)」という形容詞であり、「腹部(ふくぶ)」*1は「abdomen(アブドメン)」らしいですが)
そしてこれは思い付きのダジャレなのですが、
「(動物の)サイ(犀)のサイ(太腿)は太いのか…?」と気になって調べてみました。
詳しいことは分かりませんが、ネットの写真を見る感じ…太いですね。
四足(よんそく)の動物なので、お尻*2の部分と太ももの境がわかりにくいですが。
種類にもよりますが、「インドサイ」とか太い感じでした。
ちなみにインドサイの体重は1500~3500kgくらいらしいです。
体*3の重さを、しっかりとした肉・筋肉で支えている感じがします。逆に言うと、細い足では耐えられそうにない体重ですね。
※
人間(特に女性?)だと「体は細い方がいい」という風潮(ふうちょう)もあり、
「太ももは太くない方がいい」と考える方もおられるかもですが。
動物の「サイ(犀)」の話を思うと、
人間の「太もも」もある程度「太い」ことで、その役目を果たしてくれているのかもしれません。
「ふくらはぎは第二の心臓」みたいな言葉もありますしね。
まあ「サイ(犀)」ほど「サイ(太もも)」を太くする必要はないかと思いますが、
適度に鍛えておくと、いいことがあるかも?
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに、別の所で筆者は「サイハイブーツ」という言葉に聞き覚えがあったのですが、
この「thigh high(サイ・ハイ)」というのは「太ももまでの高さ」という、ファッション用語らしいです。
「ニーハイ」と混同*4されることもあるらしいのですが、「ニーハイ」より長いものを言うようですね。
ちなみに「knee(ニー)」は「膝(ひざ)」という意味です。結構英語の勉強になりますね。
追記2
ちなみに以前は「サイハイって言葉、なんか沖縄っぽくない…?」と思ってたのですが、
それは沖縄の挨拶「はいさい」と間違えてたからでした。誤解でしたね。
ちなみに「はいさい」に関しては『ハイサイおじさん』 という曲もあったりします。
追記3
ちなみに「馬(うま)*5の太ももはどうなんだろう」と思って、ネットで見てみましたが、
馬は脚が急に細くなっているところがあるので、分かりづらかったです。
お尻のあたりが発達しているのは分かるんですが、「太もも」が太いのかどうかはよく分かりませんでした。
あと「鳥もも肉」は「chicken leg(チキン・レッグ)」というようです。
追記4
ちなみに「さい」という響きの言葉は他にもあります。
例えば遊び道具の「サイコロ」*6は「賽(さい)」とも言いますし、
サイコロを利用したゲーム『XI(サイ)』というというものもありました。
また何かと他のものが違うことは「差異(さい)」と言ったりしますし、
超能力(ちょうのうりょく)*7を「PSI(サイ)」、または「ψ(サイ)」と呼んだりする場合もあるようです。
また日本には「塞の神」(さいのかみ、または「さえのかみ」)という神様もおられるようです。
あと漫画の『魔人探偵脳噛ネウロ』には「怪盗X(サイ)」問うキャラクターがいたりするので、読んだ方は知っておられるかもしれませんね。
◆用語集(※人名等、敬称略)
・サイ/犀(さい)【動物】:
Wikipediaによれば奇蹄目(きていもく)サイ科に分類される構成種(こうせいしゅ)の総称。ざっくり言うとサイ科の生き物。
英語では「rhino(ライノ)」、「rhinoceros(ライノセラス)」。
皮膚の感じが「カバ」に少し似ている気もするが、カバは偶蹄目(ぐうていもく)カバ科カバ属なので、結構違うようだ。
またその固い皮膚は「鎧(よろい)」*8に例えられることも多いようだ。
ちなみにアニメ・アプリゲーム『けものフレンズ』には多くのサイが出ているようだ。例えば「シロサイ」、「クロサイ」、「スマトラサイ」、「インドサイ」など。
ちなみにカードゲーム『遊戯王』にはサイを表す「ライノ」の名を持つモンスターも複数いる。例えば《ウィングド・ライノ》、《ライノタウルス》、《TG ラッシュ・ライノ》など。また《機動要犀 トリケライナー》というモンスターもいる。
関連用語:「キンモクセイ(金木犀)」*9
・奇蹄目(きていもく)/ウマ目:
哺乳綱(ほにゅうこう)の一目。
違う種類に「偶蹄目(ぐうていもく)」というものもある。
関連用語:「馬(うま)」、「蹄(ひづめ)」*10、「蹄鉄(ていてつ)」
・偶蹄目(ぐうていもく)/ウシ目:
Wikipediaによれば、かつて使われていた哺乳綱(ほにゅうこう)の一目。
現在では「鯨偶蹄目(くじらぐうていもく)」という分類があるらしい。
ちなみにちょっとずれるが、ここら辺を検索している間に「ペガサス野獣類」という用語を見つけた。すごい名前だ。
関連用語:「牛(うし)」、「ヤク(犛牛)」*11
・「アブドミナル・アンド・サイ」:
・腹筋(ふっきん):
ざっくり言うと、お腹の筋肉。
関連用語:「ウェスト」*12、「脂肪(しぼう)」、「ラブハンドル」、「腹いせ(はらいせ)/腹癒せ」*13
・太もも/太股/太腿:
足の付け根の、太い部分。
英語では「thigh(サイ)」。
関連用語:「スパッツ」*14、「松葉杖(まつばづえ)」*15、「股(また)」*16、「膝枕(ひざまくら)」*17、
・サイハイ:
・ニーハイ:
関連用語:「ニーソックス」*18、「絶対領域(せったいりょういき)」、「膝頭(ひざがしら)」*19
・PSI(サイ)/PSI/ψ:
超能力の呼び方の一つ。
筆者としては昔のゲーム『マザー2』に出てきていたのが印象深い。
また超能力者が主人公のマンガ『斉木楠雄のΨ難』のタイトルの「ψ」は、上記の「ψ」から来ていると思われる。
・塞の神(さいのかみ、さえのかみ):
日本の神様の一柱。
富山県や新潟県には「塞の神まつり」というものもあるらしい。
・ボディビル:
Wikipediaをざっくり訳すと、筋肉を発達させる過程のことらしい。
英語のスペルでは「bodybuilding(ボディビルディング)」。
「body(ボディ)」が「身体(からだ)」、「building(ビルディング)」*20が「作る」といったような意味。
ボディビルをする人を「ボディビルダー」という。
筆者としてはお笑いコンビ「オードリー」の春日さんがボディビルに挑戦しておられたり、
昔のゲーム『超兄貴』にボディビルが関わっていたりするのが印象深い。
ちなみにいわゆる建物の「ビル」も「building」だが、だからといってボディビル(bodhbuilding)が「肉体で作り上げた建物」となるわけではない。
…でも筋肉ムキムキの人たちが組体操していると、ほぼそれに近いかもしれないが。
関連用語:「ジム」*21、「インナーマッスル」*22、「ポーズ(pose)」*23、「日焼け(ひやけ)」*24、「ビルドアップ」*25、「build(ビルド)」
関連作品:『ダンベル何キロ持てる?』*26
・オードリー【お笑いコンビ】:
日本のお笑いコンビ。
関連人名等:「Creepy Nuts(クリーピーナッツ)」*27
関連楽曲:『よふかしのうた』
*1:「腹部(ふくぶ)」や「abdomen」については 10/23 英+体:「お腹」/ベリーはストマックでアブドメンですか? ~belly、stomach、abdomen~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:体の部位の一つ「尻(しり)」については 7/13 生+国:「そぼろ」は「おぼろ」で「でんぶ」ですか? ~「素朧(そぼろ)」、「朧(おぼろ)」、「田麩(でんぶ)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「体(からだ)」や「body(ボディ)」については 7/10 英+体:「体(からだ)」に関する英語7つ+α! ~今週の英語セブン~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「混同(こんどう)」については 4/5 理+韓他:「ポッサム」は「ポッサム」じゃない!? ~「Possum(ポッサム)」と「보쌈(ポッサム)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「馬(うま)」については 12/27 社会/騎士(きし)と馬(うま)の話(ざっくり) - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「サイコロ」については 3/14 こころの話:人生(じんせい)/君と道を行くRPG - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「超能力(ちょうのうりょく)」については 9/14 音楽:個人的曲メモ ~『アイドルマスターシンデレラガールズ』編~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:防具の一種「鎧(よろい)」については 12/24 英語:ファンタジー/防具関係の英語 - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:名前の由来にサイが関わる木の「キンモクセイ(金木犀)」については 10/22 理+国:「キンモクセイ」は「サイの足(あし)」ですか? ~「金木犀(きんもくせい)」と「犀(さい)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:「蹄(ひづめ)」や「蹄鉄(ていてつ)」については 5/26 理+英他:「馬(うま)」も「靴(くつ)」を履きますか? ~「蹄鉄(ていてつ)/horseshoe、shoe」と「靴/shoe」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:「ヤク(犛牛)」については 7/24 社+国他:「兜(かぶと)」に「シロクマ」はついてますか? ~「白熊(しろくま)」と「白熊(はぐま)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:「ウェスト」や「脂肪(しぼう)」、「ラブハンドル」については 11/18 歴+美:「愛」と「脂肪(しぼう)」の物語 ~時代による美しさの基準~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*13:何かの仕返しにわざと迷惑をかける行為「腹いせ(はらいせ)/腹癒せ」については 12/12 国+こころ:「腹いせ(はらいせ)」は「癒やし(いやし)」になりますか? ~「腹癒せ(はらいせ)」と「癒(ゆ)」の字の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*14:太ももの辺りで終わっている半ズボン的な形も多い「スパッツ」については 9/29 生+英他:「スパッツ」と「スパッツ」は違いますか? ~「スパッツ」と「spats(スパッツ)/足首ガード」と「レギンス」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*15:「松葉杖(まつばづえ)」については 11/2 生+国:「松葉杖(まつばづえ)」は「葉っぱ」でできてますか? ~「松葉杖」と「松葉(まつば)」の形(かたち)の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*16:「股(また)」については 11/6 国語:「またまた」などを漢字で書けますか? ~「またまた」と「また」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*17:「膝枕(ひざまくら)」については 12/3 国+生:「枕(まくら)」といったら「木製(もくせい)」…でもないですか? ~「枕」の無数の素材の話(※調査未完)~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*18:「ニーソックス」や「絶対領域(ぜったいりょういき)」については 9/30 英+生:どこから「タイツ」で「ストッキング」? ~服とか靴下の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*19:「膝頭(ひざがしら)」については 6/14 生+英他:「膝(ひざ)」に「パン」はついてますか? ~「膝頭(ひざがしら)/kneepan(ニーパン)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*20:「buliding(ビルディング)」については 12/20 理+歴他:「コンドル」は「建物(たてもの)」を作りますか? ~鳥の「condor(コンドル)」と建築家の「Conder(コンドル)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*21:「ジム」については 8/14 体+英:「11月」も「ジム(gym)」で鍛えますか? ~「gym」と「gymnasium」と、マンガの話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*22:「インナーマッスル」については 7/1 体+英:「インナーマッスル」の話メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*23:「ポーズ」については 9/1 こころ+英他:時には「ポーズ(pose)」を「ポーズ(pause)」しますか? ~2つの「ポーズ」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*24:ボディビルダーの人がしていることも多いイメージの「日焼け(ひやけ)」については 7/31 生+英他:「日焼け(ひやけ)」と「日焼け」は違いますか? ~「suntan(サンタン)」と「sunburn(サンバーン)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*25:「ビルドアップ」や英語「build(ビルド)」については 7/1 体+英他:「雲(くも)」も「ビルドアップ」してますか? ~「build up(ビルド・アップ)/(雲などが)集(あつ)まる」等の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*26:ボディビルも出てくる筋トレ漫画『ダンベル何キロ持てる?』については 9/12 社+学+こころ:メイドと努力と120%!? ~自分の実力と周りの関係~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*27:音楽グループ「Creepy Nuts(クリーピーナッツ)」と、彼らがオードリーのラジオ番組のために製作したという楽曲『よふかしのうた』については 1/3 生+歴他:「深夜2時」は「牛(うし)」の時間ですか? ~「丑三つ時(うしみつどき)」と「丑の刻(うしのこく)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。