生活＋外国語*1（英語などいろいろ）＋社会の話ー。
金曜日企画「今週の外国語セブン」、
今回は「ゴミ（ごみ）」*2を表す外国語７つ＋αについての話を。
前置き。
今日は５月３日…「５（ご）・３（み）」の日ということで。
「ゴミ（ごみ）」を表す外国語を調べてみました。
※
☆「ゴミ（ごみ）」を表す外国語セブン
①英語：「rubbish（ラビッシュ）」、「garbage（ガーベージ）」、「trash（トラッシュ）」、「refuse（リフューズ）」、（残り物、くず）「leavings（リービングス）」、（破片）「scrap（スクラップ）」*3
②ラテン語*4：「scruta（スクルータ）」、「purgamentum（プルガメントゥム）」、「quisquilia（クイスクイリア）」、
③イタリア語*5：「spazzatura（スパツァトゥーラ）」、「immondizia（イモンディツィア、インモンディツィア）」、「schifezza（スキフェッツァ）」、（破片、残骸）「detrito（デトリート）」
④フランス語*6：（廃棄物）「déchet（ディシェ？、デシェ？）」、「ordures（オーデュー）」、（破片、残骸）「débris（デブリ）」、「détritus（デトリテュ）」
⑤スペイン語*7：「basura（バスラ、バスーラ）」、（無駄、残り物）「desperdicio（デスペルディシオ）」、（がらくた、スクラップ）「chatarra（チャタラ）」、（残留物）「residuos（レシドゥオス）」、（くず、残り物）「desechos（デセチョス）」
⑥ギリシャ語*8：「σκουπίδια（スコピディア、スクピディア？）」
⑦ドイツ語*9：「Müll（ミュル）」、「Abfall（アプファル、ア（ッ）プファル）」、（がらくた、スクラップ）「Schrott（シュロット）」
…って感じですかね。
まずざっくり調べた感じでは、
「全体的に、意外と似ていない」という印象ですね。
もちろん、③イタリア語「detrito（デトリート）」と、
④フランス語「détritus（デトリテュ）」など、似ている物もあるのですが。
むしろそれぞれの言語で、独特な感じがある気もします。
もしかしたら、「ゴミ」は人間の生活に身近な物なので、
早めに独自の語が、それぞれの言語でできたのかもですね。
（※あくまで筆者の仮説なのでご注意を）
ちなみに「ごみ」を調べる中で、
「ちり（塵）」や「ほこり（埃）」なども表す語もよく出てきたのですが。
ただそちらを全て含めて調べると、かなり多くなりそうだったので、
それら（ちりやほこり）だけの意味っぽい語は、そんなに載せないようにしています。
（あくまで参考程度で）
※
ちなみに「ゴミ」といっても、種類（しゅるい）が色々ありますね。
地域にもよるでしょうが、日本でも「燃えるゴミ」や「プラスチックゴミ」などもありますし。
そのため、実際に外国で生活するときには、
上記のような「ゴミ」という単語だけでなく、
むしろ「○○ゴミ（他の言葉＋ゴミ、「生ゴミ」など）」という書き方を見ることが多いかもですね。
（記事として調べが不完全（ふかんぜん）で、すみません）
なので、外国で暮らす予定のある方は、
まず「自分が多く捨（す）てそうな種類のゴミ」を表す語を調べておくと。
「ゴミの捨て方が分からない！」ということが、ちょっと減っていいかも？
まあそんな感じで～。
関連用語：「ダストシュート」*10、「chute（シュート）」、「junk（ジャンク）」、「汚れ（よごれ）」、「掃除（そうじ）」、「掃除機（そうじき）」、「箒（ほうき）」、「ちりとり（塵取り）」、「星屑（ほしくず）」、「臭い（くさい）」*11
関連記事：『ゴミに関わる英語セブン』
追記
他にも「ゴミ（ごみ）」を表す外国語をメモっておきます。
・ロシア語*12：「мусор（ム－サル）」、（廃棄物）「отходы（アトホーデル、アットホーデル？）」、「хлам（クワン？）」
・韓国語*13：「쓰레기（スレギ、スレギー）」、（ほこり、ちり）「먼지（モンジ、モンジー）」
・中国語*14：「垃圾（ラージー）」、（ごみ、ほこり）「脏土（ヅァントゥー、ザントゥー）」
・インドネシア語*15：「sampah（サンパー）」
追記２
ちなみに今回「ゴミ」を調べる中で、「廃棄物（はいきぶつ）」という語や、
「放射性廃棄物（ほうしゃせいはいきぶつ）」という語もよく出てきました。
…最後の物は、一気にヤバさが跳ね上がる感じですね。
「放射性廃棄物（ほうしゃせいはいきぶつ）」は、
ざっくり言うと放射性物質（ほうしゃせいぶっしつ）などで汚染（おせん）された物…、
そして人体（じんたい）や環境（かんきょう）にとってはヤバい物ですが。
これは「原子力発電（げんしりょくはつでん）」*16の中で、ゴミとして出てくる（出てきてしまう）ものでもあります。
この「原子力発電」は、今は「地球温暖化」や「電気」の話に絡んで、よく出てくる語でもあり、
また「放射性廃棄物」の処理はよく「難しい問題だ…」と語られている印象があります。
「原子力発電」に対しての立場がどうあれ、「放射性廃棄物」は重要な語かと思いますので、
「ゴミ」を表す外国語と絡めて、色々意識しておくのも良いかもですね。
*1:「外国語（がいこくご）」については 3/18 社会：「外国（がいこく）」 ～知ってるようで知らないもの～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「ゴミ（ごみ）」、「汚染（おせん）」、「環境（かんきょう）」については 6/13 社＋英：街づくりに関わる英単語 ～withシムシティ ～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「scrap（スクラップ）」や「埃（ほこり）」、「junk（ジャンク）」、「汚れ（よごれ）」、「掃除（そうじ）」、「掃除機（そうじき）」、「箒（ほうき）」、「ちりとり（塵取り）」、「星屑（ほしくず）」、また記事『ごみに関わる英語セブン』については 2/8 英＋生他：「ごみ」に関わる英語７つ＋α！ ～「今週の英語セブン」～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「ラテン語」については 12/25 理科：元素記号１～１８ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*5:「イタリア語」については 4/10 社＋音：ボロネーゼとポロネーズ！ ～パスタとダンスと英雄（えいゆう）～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「フランス語」については 10/22 生活：「青いチョコレート」の話！ ～フランスの町「アンジェ」のチョコレート紹介～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「スペイン語」については 6/30 英＋スぺ：英語とスペイン語ちょいメモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*8:「ギリシャ語」については 12/18 社＋ギリ他：なんだか強そうなギリシャ料理の名前！ ～ドルマダキア、スジュカキア、バクラヴァス～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:「ドイツ語」については 3/23 英＋歴：「羊（ひつじ）」と「羊飼い」と「シェパード」の話！ ～「shepherd」と「牧羊犬」～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:「ダストシュート」や「chute（シュート）」については 10/17 英＋社他：「シュート」といえば「chute（シュート）」ですか？ ～「shoot（シュート）」と「chute（シュート）」と「ダストシュート」の話～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:「臭い（くさい）」については 11/10 生＋社他：その「食べ物（たべもの）」は「臭い（くさい）」ですか？ ～「臭豆腐（しゅうどうふ）」などの話～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*12:「ロシア語」については 6/12 地理：ロシア国籍のアニメ・ゲームキャラ等メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*13:「韓国語（かんこくご）」については 4/21 社＋生：とりま「トッポギ」で「トッポギ」！？ ～韓国料理と若者言葉～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*14:「中国語（ちゅうごくご）」については 12/16 英語：中国はなんで「China（チャイナ）」って言うの？ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*15:「インドネシア語」については 2/20 社会：悪→善チェンジ ～魔女ランダは白魔術を覚えた！～ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*16:「原子力発電（げんしりょくはつでん）」や「原子力発電所（げんしりょくはつでんしょ）」については 12/10 世界史：正義（せいぎ）は変わるし、性別（せいべつ）も変わる。…え、性別？ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
