体育+英語+歴史の話ー。
別に忍者*1がサッカー*2やバレーをするわけではありません。してる方もいるかもですが。
サッカーやバレーで使う「スパイク(spike)」という単語と、
門(もん)*3の上などにある「忍び返し(しのびがえし)」というものについての話です。
暑くて眠いので簡単に。
前置き。
暑いので、筆者はなんとなく「スパ」とか「プール」について調べていたのですが。
そこから見つけた「スパイク」という言葉が面白かったので、今回はそちらの話を。
※
まず「スパイク」と言うと、サッカーなどで使う「スパイクシューズ」というものがあります。
これは足の裏にトゲ(棘)のついたシューズ…靴(くつ)のことですね。
足の裏のトゲが滑り止めになってくれる感じです。
またスポーツでバレーボールにも「スパイク」という動作がありますね。
こちらは、ジャンプして、相手のコートにボールを叩きつけるようなものを言います。
では、このバレーとサッカーの「スパイク」はどういう関係があるのか?
辞書で調べてみると、英単語の「spike(スパイク)」は「太い釘(くぎ)」という意味があるようです。
「釘(くぎ)」自体にも「nail(ネイル)」という英単語はありますが、それよりちょっと太い感じですかね。
サッカーの「スパイクシューズ」は足裏に釘っぽいものをつけるので、この名前が付いたと思われます。
バレーのスパイクの詳細は不明ですが、
ボールをバシーンと「撃ちつける」鋭い感じから、釘を打つ様子を連想したのかもしれません。
ちなみに英単語の「spike」には、「忍び返し(しのびがえし)」という意味もありました。
これは門や壁の上につけるトゲなどのことであり、泥棒を防ぐためのものですね。
(「鉄条網(てつじょうもう)」が似た役割を果たしていることもあります)
割と広いお家が付けている、ギザギザした感じの奴ですね。
名前からすると、昔は忍び…つまり「忍者(にんじゃ)」の侵入を防ぐものであったと思われます。
つまり「サッカー」と「バレー」と「忍者」、一件関係はなさそうですが、
広い意味では「spike(スパイク)」という単語を通じてつながっているわけです。
今度上記のどれかを見たら、一緒に他のものも連想してみると、面白いかもしれませんね。
まあそんな感じで~。
◆用語集
・スパイク:
ちなみにRPGなどでよく出てくる盾(たて)*4に「スパイクシールド(spike shield)」というものもある。これは表面に鋲(びょう)トゲ、つまりスパイクのついた盾。
・忍び返し(しのびがえし):
・バレーボール:
英語では「volleyball(バレーボール)」。
*1:「忍者(にんじゃ)」については 2/21 算数:鎧(よろい)を安く買って得をする!? ~セールとゲームと身近な算数~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「サッカー」については 3/27 こころの話+体育:不自由(ふじゆう)だからゲームは面白い!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:「門(もん)」については 11/10 歴+英:平安時代の「デーモンズゲート」!? ~「鬼門(きもん)」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:「盾(たて)」については 12/24 英語:ファンタジー/防具関係の英語 - のっぽさんの勉強メモ を参照。