のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容と、それに絡みそうな色んなネタを扱っています。不定期更新ですー。あ、何か探したいことがある場合は、右の「検索」や記事上のタグやページ右にある「カテゴリー」から関係ある記事が見られたりします。

1/25 生+国他:「血色(けっしょく)」と「血色(けっしょく)」は違いますか? ~①「血色/肌の色つや」と②「血色/血の色」の話~

 生活+国語+理科の話―。
 矛盾(むじゅん)感のすごいタイトルでお送りしておりますが。


 血行(けっこう)による肌(はだ)の色つやを表す、①「血色(けっしょく)」と、
 そのまま「血(ち)の色()いろ」を表す語、②「血色(けっしょく)」の話を。


 前置き。

 昨日「月食(げっしょく)」について書いた後、
 似た語の「血色(けっしょく)」が気になったので、調べてみました。

 まず普段「血色(けっしょく)」というと、①肌(はだ)の赤みや「色つや」という感じですね。
 国語辞典では「(血行(けっこう)による)肌の色つや」と説明されていました。
 血行(けっこう)…体の中の血の巡(めぐ)りが良くて、肌の色(いろ)つや(がいい)みたいな感じですね。


 なので「血色がいい」とは、血行が良くて肌も元気そうな様子、
 逆に「血色が悪い」とは、血行が悪くなってそうで、肌に元気が無さそう…みたいな感じですかね。


 ところで、日本語で「血色」と書くと、
 字としては「血(ち)の色」…血液(けつえき)の色を表しそうですね、
 その流れで「血色がいい」という言葉を考えると、
 何かバトルやホラーマンガの「血の色っていいよね…」的なヤバい人っぽくて怖い気もしますが。


 でも実際は、「血色」は肌の色を表すだけだから大丈夫…、
 などと思っていたのですが。
 実は調べてみると、そうでもなかったりするようです。


 というのも漢和辞典によれば、
 「血色」はそのまま②「血(ち)の色(いろ)」の意味もあるらしいからですね。
 国語辞典では載っていなかったので、もしかしたら少し古めの意味なのかもしれません。


 もちろん肌に表れる①「血色(肌の色つや)」…顔や肌の「赤み」には、
 ②「血色(血の色)」である「赤(あか)」が深く関係していますが。


 それはそれとして「肌の色つや」と「血の色」そのものは違うので、
 「①『血色(肌の色つや)』と②『血色(血の色)』は違う!」と言えそうですね。
 …すごい矛盾っぽい文ですが。


 ところで、上ではホラーっぽく書いてしまいましたが、
 血が体を巡っていて、その赤色が肌に表れるのは、大事なことでもあります。
 逆に事故や病気、低体温などで体がヤバいことになると、赤みが消えて「青ざめて」しまったりしますし。
 血液やその巡りは、生きる上では大事な物ですしね。

 
 まあだからといって「血の色を大好きになろうぜ!」的な話ではないですが、
 でも今日は何か、自分の肌や顔の調子いいな…と思ったら。
 「めぐってる『血色(血の色)』のおかげで、『血色(肌つや)』がいいぜ…」
 なんて思ってみても、楽しいかもですね。




 まあそんな感じで~。


◆用語集
・血色(けっしょく)【肌の色つや】:
 関連用語:「青白い(あおじろい)」*1、「pale(ペイル)/青白い」


・血色(けっしょく)【血の色】:



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