生活+社会+アラビア語+英語の話―。
タイトルでほぼネタバレしてる上にほぼダジャレネタです。すみません。
コーヒーの品種名でもある「モカ/モカコーヒー」と、
その由来になったイエメンの港町、「モカ/モカ港(モカこう)」の話を。
体調がイマイチなので簡単に。
前置き。
まずコーヒーで「モカ/モカコーヒー(Mokha coffee、Mocha coffee)」というと、コーヒー豆の品種(ひんしゅ)の一つですね。
Wikipediaを見るに、主にイエメン産やエチオピア産があり、
良い香りや酸味(さんみ)が特徴のようです。
(※ただ細かい特徴は産地で変わるようです)
ちなみにWikipedia等によれば、
「モカ」(品種)の名前は、イエメンの「モカ(英字転写:Mokha、Mocha、アラビア語:المخا、Al Mukha、アル=ムハー」という都市から、多くコーヒー豆が積み出されたことが由来だそうです。
この都市「モカ」は、紅海(こうかい)に面している港町(みなとまち)のようですね。
なので「モカ/モカコーヒー」というのは、まさに港の都市「モカ」由来な訳ですね。
日本の港で言うと…例えば「横浜(よこはま)」という品種のコーヒーや、
「神戸(こうべ)コーヒー」という物がある感じでしょうか。
ネーミング的にとても分かりやすいです。
ところで、筆者の国語辞典では「モカ(コーヒー)」について、
「イエメンの『モカ港(モカこう)』から輸出されたことによる命名」と書いてありました。
…「モカコーヒー」が「モカ港(モカこう)」から輸出された、というのは、
何かダジャレではないのにダジャレっぽく見えてしまう感じもありますね。
しかも英語だと「港」は「port(ポート)」とかなので、
多分「モカ港」は「port Mokha(ポート・モカ)」とかになり、
まったくダジャレとしても成立しない(モカコーヒーと響きがかからない)と思われます。
その辺りが逆に面白かったので、今回のテーマにしてみました。
まあ「モカ港」と「モカコーヒー」のダジャレが面白いかはともかく、
とりあえずインパクトは強くて頭に残る気もします。
なので誰かに「『モカコーヒー』は『どこ』から来ましたか?」と聞かれたら、
筆者はしばらく「モカ港…!」と答えられそうです(※個人的感想)。
※
さて、上ではアレなダジャレの話をしてしまい恐縮ですが。
ただ受験(じゅけん)の時の記憶テクニックでは、
よく「語呂合わせ(ごろあわせ)」とか、「無理にでもダジャレにする」というのはあったりします。
とりあえず頭に残るのが大事なわけですね。
その意味で「モカ港」と「モカコーヒー」が似ていることは、意外と侮れないかもしれません。
そろそろ12月なので…「受験」の話が本格化するかと思いますが。
真っ正面からの記憶・暗記(あんき)に困ったり、
あるいは、休憩時にコーヒーの「モカ」を飲むことがあれば。
「なんか…どっかのブログに変な『モカ』ダジャレ書いてあったな…」と、
思い出してみるのも、ちょっと面白いかもですね。
まあそんな感じで~。
追記
ちなみに「カフェモカ(Caffè mocha)」という、甘い飲み物もあります。
ですが、これはエスプレッソやチョコレートを使った物であり、「モカコーヒー」とはまた違う飲み物のようです。
Wikipediaによれば、「モカコーヒーに似た風味がある」というのが名前の由来のようですね。
好きな方は既に知っておられるかもですが、
カフェモカはよくコンビニでも売っているので、気になる方は試してみるのも良いかもですね。