生活+英語+国語+ゲームの話―。
運(うん)が良かったりして、実力以上のものが出せること「まぐれ」と、
それに対応する英語の一つ「fluke(フルーク)/フロック」、
そして衣服の一種「フロックコート(frock coat)」の話を。
遅くなってしまったので簡単に。
前置き。
本や動画を見ていて時々目にする、
「フロック」や「まぐれ」などの語が気になったので、その話を。
※
まず「まぐれ」とは、偶然(ぐうぜん)何かが起こることですね。
国語辞典によれば、本来は色んなことに対して使われる語のようですが、
現代は主に「運(うん)が良いおかげで勝てた」とか、
または「偶然、実力(じつりょく)以上のものを出せた」的な意味が多い気がしますね。
で、そんな「まぐれ」を表す語では、「フロック」も見る印象です。
これは和英辞典によれば英語の「fluke(フルーク)」のことであり、
Wikipediaによれば「フロック」は「fluke」の誤訳(ごやく)らしいですが。
でも英和辞典でも「fluke」の意味説明に「フロック」が載っていたりしたので、
今(の日本)では「フロック」の方がお馴染みという感じもしますね。
(ちなみにビリヤードでよく使われる用語のようです)
さて、「まぐれ」にしろ「fluke/フロック」にしろ、
運が絡むものなので、自分では起こせなさそうですが。
しかし日本のカタカナ語では、少し起こせそうな気がするかもしれません。
というのも、「フロックコート」という物があるからですね。
…まあ「フロックコート」のスペルは「frock coat(フロック・コート)」なので、
「fluke(フルーク)/フロック」と「frock/フロック」でまたスペルが違うのですが。
(英和辞典によれば「frock(フロック)」は修道服や仕事着なども表すらしいです)
でも例えばRPGなどのゲームでは、
「ラッキー(lucky)/幸運」と名前につく装備(そうび)は、運(うん)のステータスを上げて、良いことを起こしやすくしてくれたりもします。
(例えば「ラッキーリング」とか「ラッキーソード」とか)
その流れで「フロックコート」というカタカナ語を見ると、
「『フロックコート』で『まぐれ(フロック)』が起こせるのか…!?」という感じがするかもですね。
ただしフロック(まぐれ)が起きるかどうかも運次第かもですが
※
さて、1月になり、かなり受験(じゅけん)のシーズンという感じですね。
それこそ「『まぐれ(フロック)』でも何でも起こって欲しい…」とか、
「験担ぎ(げんかつぎ)で『フロックコート』着ていくか…」なんてことも思うかもですが。
ただ仮にゲーム的に「能力10%アップ!」的な「まぐれ」が起こったとして、
自分の学力が「10点分」とすると、上がる学力は「1点分」で、
「100点分」とすると、上がる学力は「10点分」という感じです。
つまりこの場合、「元の学力が高いほど、メリットが大きくなる」って感じですね。
まあ、そんなにゲーム的な現象も中々起こらないでしょうが。
ただ「まぐれに頼るぜ!」か「まぐれには頼らないぜ!」的な2択だけではなく、
「『まぐれ(フロック)』が起こった時により得ができるよう、『元の学力』も上げておくぜ!」
なんて思ってみるのも、少し「いいとこ取り感」があって楽しいかも?
まあそんな感じで~。