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のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

8/22 理+英:「spirit lamp」は何のランプですか? ~精霊とアルコ-ル~

理科 英語

 理科+英語の話ー。
 「アルコールランプ」に関する話です。
 ネタの起点は『さか上がりを英語で言えますか?』という本を参考にさせて頂いております。


 今ではあまり使わないかもしれませんが、
 かつて理科の実験では「アルコールランプ」というものを使っていました。
 アルコールを詰めたガラスのビンで、上の部分に火をつけることができるものです。
 言うなれば「アルコールろうそく」みたいな感じですね。
 (調べてみると、今ではガスバーナーとかを使うようです)


 で、その「アルコールランプ」なのですが、これは和製英語でして、
 英語では「spirit lamp(スピリット・ランプ)」と言います。

 過去記事では「spirit」は「精霊」と紹介をしました*1ので、
 「じゃあこれは『精霊のランプ』なのか!?」とお思いになるかもしれませんが、
 残念、「spirit」はここでは「アルコール」を表しています。

 でも全く無関係という訳でもありません。
 アルコールの一部、エチルアルコールは日本語で「酒精(しゅせい)」と言います。
 この「精」という言葉には「あるものから抜き出した成分」とか「エネルギーの塊」「大事な部分」みたいなイメージがありまして。
 だから「酒*2の大事な部分」として「精」の字が使われ、英語でも「spirit」となっているのではないかと思います。
 (ちなみに蒸留酒(じょうりゅうしゅ)のことも「spirit」といいます。この話はまた今度)


 まあ、もしあなたが英語たっぷりの異世界(もしくは海外ゲーム)に行ったとして。
 「spirit lamp」というものを見つけた時には注意した方がいいかもしれません。
 「精霊(spirit)」ではなくて「アルコール(spirit)」が入っているだけかもしれませんからね(もしくはその逆かもしれません)。


 まあそんな感じで~。



◆参考文献
・守誠,2012,『小学校で習った言葉 さか上がりを英語で言えますか?』,サンリオ
・守誠,2015,『小学校で習った言葉「行ってきます」を英語で言えますか?』,サンリオ



◆用語集
・アルコールランプ:本文参照。
 本文でも書いた通り「spirit lamp」なのだが、和製英語(alcohol lamp)の方が根強く浸透している。
 そのあたりは参考文献『小学校で習った言葉「行ってきます」を英語で言えますか?』冒頭に話が載っていて面白い。


・酒精(しゅせい):
 エチルアルコールのこと……と、言い切ってしまいたいが、「普通のアルコール」くらいの意味で使われている例もあるようだ。
 まあwikipediaによると酒類の主成分らしいし。
 またエチルアルコールとはいわゆる「エタノール」の別名であるらしい。
 そちらの方が理科の実験でよく見る名前なので親近感が湧くだろう。
 しかし「エタノール」というと理科室の感じを思い出してしまうからか、
 「エタノールたっぷりの酒」と言われるとちょっと違う感じになる(個人的感想)。

 ちなみにアルコールを追加した「酒精強化ワイン」というものもあるらしい。
 その名も「フォーティファイド・ワイン(fortified wine)」。なんだか格好良い。
 アルコ-ルを増す理由は保存性を高めるためと味に個性を出すためらしい。
 「fortify(フォーティファイ)」は調べてみると「強化」「防御工事」「要塞化する」「アルコ-ルを足す」「栄養を足す」という意味があったので、
 おそらく名詞*3「fort(フォート)/要塞(ようさい)」に関係していると思われる。
 アルコールを足して、「腐敗への防御を固める」という感じであろうか。


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