12/22 生＋諸外他：「鏡（かがみ）」を表す外国語７つ＋α！　～今週の外国語セブン～

　生活＋外国語*1（英語などいろいろ）＋理科＋こころの話ー。

　金曜日企画「今週の外国語セブン」、
　今回は「鏡（かがみ）」*2を表す外国語７つ＋αについての話を。

　前置き。

　もうすぐ年末年始や正月（しょうがつ）ということで、
　正月の「鏡餅（かがみもち）」を思い出したので。
　今回は「鏡（かがみ）」を表す外国語を調べてみました。

※

☆「鏡（かがみ）」を表す外国語セブン
①英語：「mirror（ミラー）」
②フランス語*3：「miroir（ミロワール、ミロワー）」
③ドイツ語*4：「Spiegel（シュピーゲル）」
④ラテン語 *5：「speculum（スペクルム）」
⑤イタリア語*6：「specchio（スペッキオ、スペッキョ、スペッキヨ）」
⑥スペイン語 *7：「espejo（エスペホ）」
⑦ギリシャ語*8：「καθρέφτης（カスレフティス）」

　…って感じですかね。

　今回は２つのグループに分かれつつも似ている、という感じです。
　普段よく聞く①英語「mirror（ミラー）」と②フランス語「miroir（ミロワール、ミロワー）」がかなり似ており、
　また③ドイツ語「Spiegel（シュピーゲル）」など、「sp／spe」が最初の方にある語（発音としては「シュピ」とか「スペ」が入る）がいくつかある…という感じです。
　（もっとも、古さで言うと「ラテン語」を中心に考えるべきかもですが）

　ちなみに「sp／spe」系の語…例えば④ラテン語「speculum（スペクルム）」についてですが。
　過去記事で調べたように、光関係で「スペクトル」（英語では「spectrum（スペクトラム）」）という語があリ、
　またラテン語「spectrum（スペクトルム）／像、見えるもの」という語があるようです。
　言葉の雰囲気が似ているので、関係がありそうですね。
　鏡はまさに「人などの像（姿）を写すもの」ですし。

※

　さて、人間は自分（じぶん）の「顔（かお）」を直接見ることはできません。
　なので、自分の顔を見ようとすると道具を使うことになりますが、
　その中でも「鏡」を使う機会が一番多そうですね。トイレとかにもありますし。

　しかし「自分の本当の顔」と思った姿も、
　実は直接見たものでなく、「鏡（の表面の像）」と考えると、
　なかなか興味深い気もします。
　ある意味「鏡＝私」（と見なしている）的な感じにも思えますね。

　まあ、だからといって「鏡はアテにならない…」と言いたい訳ではなく、
　むしろ「鏡を使うだけで『自分の顔』を見られるってすごい」という感じですね。
　「自分」というものを意識（いしき）する上で、重要そうです。

　なので、もし大掃除（おおそうじ）で「鏡（かがみ）」を扱うことがあれば。
　「これはある意味『自分の顔（を写すもの）』…」と考えながら、
　頑張って綺麗（きれい）にしてみるのも、いいかも？

　まあそんな感じで～。

　関連用語：「無影灯（むえいとう）」*9
　関連記事：『～～鏡に関わる英語セブン』*10、『光を表す外国語セブン』*11

追記
　他にも「鏡（かがみ）」を表す外国語をメモっておきます。

・ロシア語*12：「зеркало（ゼールカロ、ゼルカラ、ゼェールカラ、ズィェルカラ、ズィエールカラ）」
・韓国語*13：「거울（コウル）」
・中国語*14：「镜子（チンズ、ヂンズ、チィンズ、チンヅ）」
・インドネシア語 *15：「cermin（チュルミン）」、（ガラス、鏡）「kaca（カチャ）」

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