のっぽさんの勉強メモ

主に中学の学習内容を扱っています。不定期更新ですー。

10/15 歴史:お城と大砲(たいほう)と五稜郭(ごりょうかく)! ~城の形が変わった訳~

 歴史の話―。まだ風邪っぽいので簡単に。
 お城の形の話です。


 中世ヨーロッパの「お城」というと塔(とう)があったりして縦に長いのが特徴です。
 おとぎ話のお城とかは大体この形ですね。

 でも近世ヨーロッパになると、塔は少なくなって、「稜堡(りょうほ)」型という、
 上から見ると星*1の形をした平べったい形のものが多くなるそうです。

 『ファンタジー世界読本』によれば、
 それは「大砲(たいほう)」の出現と関係があるようです。

 例えば、自分が城にいて、敵が攻めてくる形で戦争(せんそう)*2になった時。
 飛び道具がない時代であれば高い塔や城壁(じょうへき)*3は有利なのですが、
 大砲が使えると、それが目印になってしまうそうです。
 あと高くて狭いところには、大砲が置きにくいですし。
 なので横に広く距離を取って平べったくし、防御側も大砲を使えるようにした、
 というのが上に書いてある「稜堡(りょうほ)」式のお城になります
 (「星形要塞(ほしがたようさい)」とも言われるそうです)

 言葉だけだとどんなものかイメージしにくいですが、
 「戊辰戦争(ぼしんせんそう)」で使われた函館(はこだて)の「五稜郭(ごりょうかく)」がちょうどその形だったりします。
 (「五稜郭の戦い」として有名です)
 
 函館は「戊辰戦争最後の地」として有名ですが。
 新政府軍が幕府を倒したのが「火器の力」で、
 旧幕府軍の立てこもった城の形も、「火器」である大砲に関係した形……
 と考えると、何やら少し運命*4めいたものを感じますね。
 あらためて「五稜郭」での戦いは、
 これからの時代の火器の存在感を示す、象徴的なものだったといえるのかもしれません。


 まあそんな感じで~。




◆参考文献
・幻想世界史研究会編,2013,『ゲーム・映画・マンガがもっと楽しくなる ファンタジー世界読本』,実業之日本社


◆用語集
・城(しろ):戦争用の拠点、あるいは生活するところ。
 英語では「castle(キャッスル)」。
 関連用語:「茨城県(いばらきけん)」*5


・大砲(たいほう):大きな砲弾を打ち出す兵器*6
 英語では「cannon(キャノン)」。
 関連用語:「バリスタ*7、「戦車(せんしゃ)」*8

・塔(とう):縦に長細い感じの建物。
 英語では「tower(タワー)」。
 タロットカード*9の図柄の一つでもある。
 あとは「バベルの塔」「ピサの斜塔」とかが有名。


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*1:「星(ほし)」については 10/27 英語:色んな「スター」 ~ハムスターとシスターのポスター~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*2:「戦争(せんそう)」については 11/2 社会+国+こころ:愛と平和、と戦争 ~言葉の食い違いから考える~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*3:「壁(かべ)」については 12/28 英語:色んな「壁(かべ)」の話(メモ) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*4:「運命(うんめい)」については 3/3 国語:運命(うんめい)、神(かみ)、そして社会(しゃかい) - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*5:茨城県(いばらきけん)」については 2/7 地理:県名(けんめい)/いざ参らん、『プリフェクチャー・オブ・ソーンキャッスル』へ! - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*6:「兵器(へいき)」については 5/3 社会:軍隊(ぐんたい)・軍事費(ぐんじひ)・維持費(いじひ)の話 ~その砥石(といし)はどれくらい必要ですか?~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*7:バリスタ」については 4/9 歴史:バリスタ/「カフェ」と「城攻め」と「弾道弾(だんどうだん)」!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*8:「戦車(せんしゃ)」については 5/26 歴史:ちょこっと「戦車(せんしゃ)」メモ - のっぽさんの勉強メモ を参照。

*9:「タロットカード」については 1/22 理科:すごいよ!太陽さん ~理科の教科書を貫く用語~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。