昨夜『マツコの知らない世界』ってテレビ番組でウサギが紹介されてました。
なので兎(うさぎ/rabbit(ラビット))の話を少し。
詳しくないのでWikipediaを参考にしつつ。
「ドワーフ」や「ジャイアント(巨人)」というとファンタジー*1ではよく聞く名前かと思いますが。
実はどっちもウサギの種類の名前になってるんですな。
番組で「ネザーランド・ドワーフ(Netherland Dwarf)」が紹介されていて、
あと「フレミッシュ・ジャイアント(Flemish Giant)」も紹介されていたかな?
後者は世界最大のウサギと言われているそうです。
名前の意味は、それぞれ「オランダの小型種(ドワーフ)」と「フランスの巨人(giant)」らしいです。
ネザーランドというのはいわゆる「ネーデルラント」であり、オランダのことです。意味は「低地の国」らしいす。(wikipedia)
ファンタジーにおいて「ドワーフ」というのは人間よりも背が低い「小人」とされるので。
そこから「小型種・ドワーフ種」というのが来ているようですな。
(関連項目として「幼形成熟(ネオテニー)」がありますが、ここら辺の話は人によって苦手かも)
意外とファンタジー要素のある名前だなウサギ……ってな話でした。
そんな感じで~。
◆用語集
・ウサギ:基本可愛い動物(私見)。
だがRPG*2『ウィザードリィ』*3のモンスター「ボーパルバニー」は即死の一撃を放ってくる恐ろしいウサギとなっている。
元ネタは『モンティ・パイソン』らしいが、「ボーパル」自体の元ネタは『鏡の国のアリス』らしい。
日本では月の模様が餅をつくうさぎのように見えるということで、よく月や「十五夜」とセットにされる*4。
そのため一部のマンガとかでは月から来たとされる「かぐや姫」に時々ウサミミ(ウサギの耳)が生えていることがある。
十二支(じゅうにし)*5では「卯(う)」と呼ばれる。
関連用語:「オオクニヌシ」*6
・ドワーフ(dwarf):
ファンタジーによく出てくる種族。
鍛冶が得意で、愛想がないが誠実とされている。
現在のドワーフ像は『指輪物語』の影響が強いようだ。
外見は背が低く、筋肉質。ひげが生えていることが多い。
同じくファンタジーによく出てくる種族「エルフ」*7とは仲が悪いとされる。
・巨人(きょじん):
ファンタジーやおとぎ話によく出てくるすごい大きな人間。
英語で言うと「giant(ジャイアント)」。
野球の「ジャイアンツ」の名前の由来にもなっている。
最近はマンガ『進撃の巨人』で有名になっている感がある。
ファンタジーでも「鬼*8」と同一視されている場合は人間に害をなしたりもする。
関連用語:「ティターン」*9、「ポール・バニヤン」*10、「ムスペルヘイム」*11
*1:「ファンタジー」については 12/16 英語:鑑定(かんてい)だー!単語をよこせ! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*2:「RPG」については 3/14 こころの話:人生(じんせい)/君と道を行くRPG - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*3:『ウィザードリィ』については 12/16 英語:鑑定(かんてい)だー!単語をよこせ! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*4:月については 2/29 国語?:月(つき)の話 - のっぽさんの勉強メモ参照
*5:「十二支(じゅうにし)」については 1/14 歴史:五行(ごぎょう)/「青春(せいしゅん)」は青龍(せいりゅう)さんのおかげ!? - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*6:「オオクニヌシ」については 5/10 社会:全国の神様大集合!? ~「護衛艦いずも」と「出雲国(いずものくに)」~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*7:「エルフ」については 1/2 学習:『語群(ごぐん)』でそれっぽい世界をつくる! - のっぽさんの勉強メモを参照。
*8:「鬼(おに)」については 5/25 英+歴:「聖霊(せいれい)」と死者、鬼と人 ~色んなゴースト~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*9:「ティターン」については 6/14 数学:武器強化ゲームと「代入法(だいにゅうほう)」! - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*10:「ポール・バニヤン」については 9/17 歴史:ジョーク生まれの「巨人(きょじん)」さん!? ~「ポール・バニヤン」の話~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。
*11:北欧神話の巨人の国「ムスペルヘイム」については 1211 地理:火の国、クマの国、巨人の国!? ~アゼルバイジャン、熊本県、あとムスペルヘイム~ - のっぽさんの勉強メモ を参照。